野良猫たちのブルース    3日

はい、いつもはその日のうちにあげてる日記が翌日になってます しょうがないのだ 僕は休みだったのだから なのにペンギンハウスには来てた なぜなら自分が出演する日でもあったのだ 昨日は・・・いいライブだったよ 僕個人はちょっと後悔が残る演奏だったけどね さあ、レポート!
昨日のトップは泥窪 そうそう、この日はペンマス亜郎の計略で(笑)ブルース系の出演者で固まってた 泥窪・・・最近のペンギンハウスでは一番出番が多いんじゃないかな 僕なんか月に1回の出演でもひいひい言ってるのにさすがは若さかな その時によって多少のばらつきはあるけど、でもいつもあの声量豊かなブルーボースは安定している いわゆるシャウトをしないシンガーの中では抜群に声がでかい!そしていい声だ これくらい褒めておけばいい? 今回の彼は普段やったことのない曲を入れてきたり色々工夫していた 次回は7日 また楽しみにしているよ!

その泥窪と同い年だと昨日判明したのが次に出た矢島康孝 前回も言ったけど僕とは親戚でももちろん親子でもないからね 彼はとにかくアコーステイックの音にこだわる HARMONYという日本じゃまず誰も使ってないだろうマイナーなメーカーのフラットトップギターから彼のフィンガーピッキングで流れる音は本当に枯れてて素朴でいい音だ ブルース系と言ったが彼の演奏はどちらかと言えばジョン・レンボーンやバート・ヤンシュといったイギリスのギタリストに近い 騒がしい街の雑踏から逃れてたどりついたところにこんな音が流れてたら気持ちいいよね

さて、注意深い方はお気づきかも知れないが毎月最初の月曜日に決まって登場するのが次に出てくるSHABA-DABAだ それは彼が経営するお店「STEPPEN STONE」の定休日とリンクしているからなのだがとにかく彼のライブを見たかったら第一月曜日を覚えといてね ストローハットを被りちょっとヤクザな柄のシャツそして使い古したギブソンのアーチトップ・・・お決まりのスタイルだがこれが実によく似合う かっこいい!いい男!・・・これくらいでいい?(笑) その左手にはめたステンレスのバーは彼の店で出すどんなスピリッツより強烈な刺激を生み出す ちょっとささくれたボトルネックの音とけっこう辛くて苦い人生のページを何枚もめくって見せるような歌は本当に酒が飲みたくなってくるのだ そして、いつもちゃんと盛り上げてくれる彼に感謝!

そうそう そのSHABA-DABAのレパートリーで野良猫のことを歌った曲がある たしか「ワイルド・キャット・ブルース」といったかな 僕はこの曲が巣好きなのだが僕の持ち歌にも野良猫を歌ったものがある まあその話は後でするとして今日のジミー矢島の演奏にはひとつ不安材料があった このところずっとギターを触ってなかったので(忙しいというのは言い訳だ)左手の指のギターだこがすっかりなくなってしまったのだ こんな指になったのは本当にギター弾き始めた以来かも知れない・・・本当情けない こういう状態でギターを弾くと例えれば軍手をはめて弾いてるようなものだ がしっとしたグリップがあってこそ成立する演奏も(僕はかなり強くピッキングをするの)これでは満足な音が出せない 本当に不本意な演奏になってしまった それでもなんとか弾きこなしはできたがまだまだだなあ・・・後半やった「俺たち野良猫」という曲あたりからようやくまともなプレイができたけど・・・それでも有難いことにアンコールいただいて(まあ「努力賞」といったところか)最後に1曲SHABA-DABAにゲストに入ってもらって「ヘイ兄ちゃん」いやあこれは楽しかったなあ とにかく今日から真面目にギター弾くことにします(反省!)27日の仲田修子ライブのときには復活しなくては

・・・そして高円寺ライブハウスの夜はふけていった

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