童子たち        15日

昨日寝る前に読んでいた「物部氏の秘密」という本の中に「八瀬童子」という言葉が出てきた 気になったので今日Wikipediaで調べてみた すると面白い解説に行き当たった 八瀬童子というのは昔から京都の北東部の「八瀬地区」に住んでいた一族で古来より朝廷と深く関わりを持ち歴代天皇の崩御の折にはその棺を担ぐ役を仰せつかっていたという 彼らは自らを「鬼の子孫」と名乗り、成人になっても髪を結わず垂れ下げ童のような格好をしていたという この人々の起源や近代までの社会的立場を見るといわゆる「部落差別」にたどり着くのでここら辺の話はちょっと複雑で微妙そうなので今日はこのあたりにしておこう
今日の出演者はまさに「童子」と言える者達ばかりだった 最初は月になって 童子も童子・・・最若手の彼は本当にファンキーだ 今日もキーボードにギターそしてボーカルとのセットプレイそこにダンスが加わると「月世界」が出来上がる そうそう、月の引力の中でのように彼の踊りは身軽だ そこから出てくる歌はときに不条理劇のようだったりワイドショウのスクープ記事のようだったり この世の中を見ている視点が面白いのだ 踊る詩人・・・かもしれない

2番目はあさのおよぐ そうなんだ 彼の立ち姿を見たときまさにこれは「童子」じゃないか! 僕はそう思ったのだ 長い真っ黒な髪を振り乱しながら彼は今日も必死の形相で叫ぶ「パンクやるしかねえ!「ラリルレロックンロールだけ~!」こけても滑っても決してめげない強い男・・・それはまさに童子の条件だ 一寸法師も金太郎も「鬼」だったという説がある ここにも「鬼」になった男が


3番目は泥窪だ 童子?かどうかはちょっと考えちゃうけど(笑)考えてみれば彼の歌の世界には果てのない幼年期の熱病に浮かされ続けるような男の姿が見える  最近持ち替えたアコーステイックギターは彼の持ち前の薄暗い闇のような世界を支えるいい役割を果たしている 今日の彼は少し疲れ気味のようだったがいい世界を創り始めている がんばれ!

そして、最後に登場する童子・・・これは本当に鬼の子孫なのかも知れない 華村灰太郎の作り出す音世界はまさに「鬼神」の如き・・・なんで文語調になるんだろう(笑)ヤマハのアコギをまるで雷のように鳴らして(ちょっとジミヘンみたいだった)大地(ステージ)を踏み固め、轟きのような声で烈しく歌う叫ぶ!その間にテキーラのショットが2杯彼の喉に流れ込む そしてヒートアップ・・・「ダンス!ダンス!ダンス!!」怒ったように何度も繰り返す歌詞・・・現代の高円寺の童子たちもたいしたもんだ 邪気は退散だ

最後に今日のペンギンハウスで大暴れしてくれた童子たちの4ショットで・・・おしまい

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