師走だからこそ    6日

今日のペンギンハウスライブは弾き語りが4組 昨日もそうだったが昨日は男性がコーヘイフジノただ一人ほかは全員女性という珍しい(笑)組み合わせだったが今日はその逆

そのただ一人の女性演奏者が最初に登場したBehring

彼女のほかにはないような独特の歌いまわしにのせて歌われる心がかなりヒリヒリとするようなある意味”身もフタもない”ラブソングは等身大で本当にその年代の女性にしてみると「人事ではない」リアリティーがあるようだ そういうわけで本当に熱心なファンと言うより”支持者”に囲まれていつも彼女の歌はひたすら切ない 今日はちょっと「昭和レトロ」のような衣装だなあ・・・と思ってたらワンピースはお袋さんのだそうだ そんなファンキーさもあるBehringも今日が今年最後のライブ また来年もよろしくね!

2番目からは男性が続くtanborymountain というちょっとユニットみたいな名前を持つソロミュージシャンの彼は最近は「ハツ」という3人編成のユニットのメンバーでもある

ソロでの演奏は久しぶりだったがエフェクターをうまく使ったギターサウンドはまるで羽根のようにふわっと舞い降りてきてそれがまたジェントリーに柔らかく歌われる彼の歌にぴったりだ

久しぶりで聴いたソロだけど、やっぱりこれもいいなあ また来年もよろしく!

3番目の演奏者は山田宏樹 ペンギンハウスでずうっと開かれている企画イベント「トウキョウすととととん」のレギュラー出演者から通常ブッキングのほうへも出演するようになった彼だが、いつもアコギの柔らかいサウンドにのせて細やかな心情描写を丁寧に歌うシンガーソングライターだ

彼の歌を聴いてると日常の色々なゴタゴタしたこともちょっと忘れられそうだ・・・う~ん「心の忘年会」だあ~

そして最後は弾き語りといえばこの人・・・宮崎悟 だ

いつも一見やる気のなさそうな感じのステージングをする彼だがその歌に歌いこまれる言葉は常に強い輝きを放っている 「僕なんかどうせ・・・」なんてことを言いながらこのキッチンソングライターは決してギターを手放すことはない そして今日は珍しく途中からサイドプレイヤーをステージに呼んでの演奏 水井涼佑という若いピアノ弾き・・・この人のピアノがまたよかった まるで紙細工のように繊細で壊れ易い宮崎の曲をその周りをそうっと回り込んで注意深く包み込むようなピアノワークが彼の歌にぴったり合っていた 今日はいいなあ・・・暮の師走のどんどん心がギスギスしてゆきそうなこに時期・・・ちょっと一息入れさせてもらえて僕も嬉しかったなあ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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