ちょっと冷や汗       19日

いやあ・・・ちょっと驚いたね 昨日帰ってみたらニュースで「猪瀬都知事が辞意表明」・・・だって

でもむしろ”遅かった”というのがみんなの感想だねえ 散々”のらりくらりのしどろもどろ”を続けてなんだか最後は引き際のカッコ悪さだけ印象付けたなあ・・・作家としても「マイナスイメージ」なんじゃない? しかし・・・次は誰がなるんだろうねえ 一応僕も「都民」だもんね

さて、今日のペンギンハウスライブはこの人から始まった 地味KEN ・・・今月は4回公演のうち今日で3回目・・・すげえ! おまけに昨日は高円寺の別のライブハウスでライブやってそのあとうちに来て飲んでたもんなあ・・・元気だなあ さすがに今日はちょっとお疲れの様子で「War City」という烈しい曲での烈しいギターカッティングがちょっといつもより元気なかったかなあ・・・

でも何度も言うけど僕より年上で・・・この元気さには頭が下がる 今年はあと1回 26日がラストだ よろしく~

2番目は弾き語りシンガー それも愛媛からやってきた スズキリウイチ だ 元々東京に居た彼がみかん農家になるために愛媛に移ったのは今年だ そのはるか遠い土地から最近はほぼ毎月ここペンギンハウスに出演するためにやってきてくれる・・・と言うのもこちらに実家があるからでもあるんだが・・・勿論彼がこのペンギンハウスを気に入ってくれていて機会を見つけては出演してくれる・・・というのが一番だよね

パンクとはまた一味違った尖った表現方法を持っている彼の歌は聴いた者の耳に独特の”残像”を残す それはハサミではなく指で千切り取ったような・・・いつまでも残るのだ

来年もまたちょくちょくここ高円寺のライブハウスに出現してほしいものだ よいお年を!

3番目の出演者は 華村灰太郎・・・ここペンギンハウスにはずうっと出てくれている彼も今年は今日が最後の演奏だ 最近はベースやドラムを伴ったユニットでの演奏が多かったが今日は完全にソロでの演奏 僕はどちらかといえば彼のソロが好きだ いつもエフェクトをかけたりループさせたりしてトリッキーに作りこむ彼のギターサウンド・・・その根底を支えているのが彼のYAMAHAのギターだ

ヤマハのFJシリーズって昔からそうなんだけど、中低音がまるで太鼓のように「ドッカン」と鳴る

不思議とこういうギターってヤマハだけなんだよね 僕も持ってたことあるしあの仲田修子もかつては使っていた(彼女のギターワークは本当に素晴らしかったのだよ!)このギターはサウンドの根底をどっしり支えるものすごく強靭な筋肉みたいなんだ

その「ドッカン」を根底に灰太郎のライブパフォーマンスが出来上がっているんじゃないかな やっぱり彼にはこの音が必要なんだろうねえ・・・来年もいい演奏を期待してますよ!

そして今日最後に登場するのは g/vo , b , ds のブルースバンド 青猫トリオ・・・上村秀右を中心にしたこのユニットは本当にブルースの真髄を知り尽くした”業師”たちの集団だが、本当にブルースを「エンタテイメント」として聴かせてくれてこんなに楽しいバンドもなかなかいない

秀右のブルースギターの腕前にはもう定評があるが、ほかの 田村奈津子(b) 鈴木有史(ds)もとにかく素晴らしいプレイヤーだ 今日もこの3人で最高にゴキゲンなブルースナンバーを次々と・・・

もちろん僕にとっては一番の”好物”なのだが・・・これはね、きっと聴いてくれた人みんながおなじくらいの興奮と楽しさを味わえると思うよ 来年はもっともっとペンギンハウスでのエンタテイメントを引っ張っていってほしいね よろしく!

・・・ちなみに、今日の彼らのアンコールで僕も末席ながらギターで参加させていただきまして「Sweet Home Chicago」「Got My Mojo Working」で一緒に弾かせてもらった いやあ、冷や汗ものだったけど・・・楽しかった~~!

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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