みんなテレビっ子だった     7

今日紹介するヒーローは「少年ジェット」

今まで紹介した変身ものに比べるとほとんど素顔の少年が主人公だ ただ、僕はこのドラマが大img_0好きだった

『少年ジェット』(しょうねんジェット)は、雑誌『ぼくら』に連載された武内つなよし作の漫画作品、およびそれを原作とする特撮テレビ番組、またその主人公の通称である。名探偵船越宏(ふなこし ひろし)の助手である少年ジェットこと北村健(きたむら たけし)は黄色いマフラー姿でオートバイにのり、シェパードの 愛犬シェーンとともに怪盗ブラック・デビルをはじめとする悪人たちに立ち向かう。ジェットの武器は拳銃に似た「スーパーコルト」、必殺技は「ミラクルボイ ス」。少年ジェットは正義の味方であるので、悪人といえども決して殺さず、スーパーコルトは引き金を引くと火を噴いて相手をしびれさせ、ミラクルボイスも 「ウー、ヤー、ター!」という声で敵を失神させる技である ミラクルボイスは人気を博し、「ウー、ヤー、ター!」は流行語となった1959年3月4日から1960年9月28日まで大映テレビ室製作でフジテレビ系にて放映された。。また1961年7月2日から1962年4月1日までは続編『新少年ジェット』が放映された。

少年ジェットのオートバイには富士産業のラビットマイナーを使用している。製作主任にクレジットされる大鶴秀栄(大鶴日出栄)は、理研映画出身の人物であり、劇作家の唐十郎の実父である wikipedia より

「黄色いマフラー」はもちろん当時のテレビはモノクロだったので想像するしかない色だったが(まぼろし探偵の赤い帽子もそうだ)彼の乗るオートバイ・・・というよりスクーターかな・・・にも「カッコいい!」と思ってたし(今見ると暴走族のようなデコだね)あと他のヒーローものと違うのはシェーンというシェパード犬がお供にいたことだ これにあとサルとキジがいれば現代版「桃太郎」になる

このジェットの強力な武器(?)「ウーヤーター!」当時の少年たちは皆真似ていた もちろん僕も

そして、このドラマをもうひとつ盛り上げていたのは敵役で登場する悪人たちのキャラの濃さだ

その中でもダントツに濃いキャラで憎たらしく強かったのが「怪盗ブラックデビル」だimg_11

かなりの強敵だったのだが、僕が面白いなと思ったのはこの悪人が「ジェットくん」と呼びかけるときの調子が妙に訛っていて「この悪人は栃木か茨城出身?」と思っていたのを覚えている 調べたら演じていた俳優は高田宗彦というスコットランド人とのハーフだそうで、あの訛りもそのせいだったのかな とにかくあまりに憎憎しいキャラが強すぎて私生活でも子供たちに石を投げられるなどの苦労もあったという

とにかく人気があったのは間違いないこの番組は続編も入れると2年以上放映されてたわけでこれは異例の長さだと思う

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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