またもお天気の崩れた週末・・・東京は雪にこそならなかったけど冷たい雨が降り続く
こんな日に高円寺のライブハウスまでわざわざライブを観に来てくださる型は本当にありがたい! 感謝です でも、今日のペンギンハウスライブはこのお天気を振り切ってでも観に来る価値はあったなあ・・・毎日言ってるけどね(笑)
今日もバラエティーに富んだペンギンハウスライブ 最初の演奏者はこの人 SHOTGUN BLADE だ 最近彼の音作りはギターの出音を抑え気味にしてそのぶんボーカルとのマッチングをよく考えたセッティングになった 聴き易くなると同時に彼の持ってるビート感はかえって前面に出てくるような気がする 今日は新曲が2つ「ロンリーライク チェ(ジェ?)-ン」と「リトル・ワンダー」という曲だ 後者はなんでも最近失恋したことがテーマになってるそうだ そういえば彼の歌には失恋がテーマのが多いなあ(笑)
さて、2番目の出演者はペンギンハウス初登場のユニット g/vo , g , b , ds の4人編成の The Cinders だ 彼らのうち スティーブ(g/vo)とジャスティン(b)がイギリス人 ユウスケ(g)とアギ(ds)が日本人という編成だ スティーブのネイティブな英語としっかりしたガレージっぽいバンドサウンド・・・う~ん、さすが本場だねえ けっこうパンキッシュな曲からブリティッシュらしい優しい曲まで・・・色々なカラーを持ったいいバンドだった また聴きたいねえ それにしてもみんなよく飲む(笑)!
3番目の演奏者は最近は毎月のように出演してくれているユニット マラカスクエスチョンズ だ
パソコンの打ち込みトラックにキーボードそれにトーキングボックスを通したボーカルという超テクノっぽいコンセプトでなぜか「ラスタファリ」のシンボルの「ボブ・マーリー」の曲ばかりやる・・・という超変化球プレイヤーなのだがこれがハマっちゃうんだよなあ そして相方のギターはそれに対極のようなナチュラルトーンでシンプルなリフやソロを弾く このちょっと異質なような組み合わせが彼らのサウンドの魅力だねえ 今日もたっぷりとボブやってくれた
そして最後に登場するのはその前のハイテクユニットとまるで好対照なスタイルで演奏をするソロシンガー 無頼庵 ステージの中央には彼がいつも愛用している「リボン型コンデンサーマイク」が1本・・・機材はそれだけだ そのマイクから少し距離を置いた立ち位置で彼が歌いだす 最初前のマラカスクエスチョンズの演奏の熱気でざわざわしていた客席がやがて・・・し~ん・・・となる
それは決して押し付けがましい緊張感などではない 彼の歌の持ってる深さと大きさに聴き手が思わず惹き込まれてしまうからなんだと思う とにかく彼の歌は全身を使って表現されるダイナミズムと思い切りハートフルな表現・・・聴いてるほうが泣きたくなるくらいの表現力に圧倒されるからなんだと思う 今日は彼なりの思いがあったようで全曲ほかの人が作った曲だそうで、その中には今はもう亡くなった彼の友人もいたそうで今日がその人の命日なんだそうだ 特別な思いがあったんだろうねえ そして、最後のアンコールを受けてなんとステージの床に座って歌詞カードを見ながら歌った曲・・・どこかで聴いたことあるな・・・そう思ったら「おにゃんこクラブ」の「じゃあね」だって!
高円寺ライブハウス ペンギンハウス