何に向かってる?  22日

今日のペンギンハウスライブは5組の出演者 いつもよりは早く始まるのだが・・・終わるのも遅い・・・それが宿命(笑)長いだけでなく中身が濃~いのだよ

今日最初の演奏者は コーヘイフジノ 今日もとても暗~い曲をとても爽やかに歌っていた

彼の演奏を初めて観るお客・・・その懐に「銀行強盗」とか「死ぬ」などの言葉がぽんぽんと爽やかに投げ込まれる 一瞬戸惑うのだが、気がつくとみんなそのど真ん中にいる
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2番目は久しぶりの登場・・・2人組アコースティックユニットの 高田 だ

彼らのなんともいえない”へっぽこ”なキッチュな感じが本当に不思議な世界をいつも作りだす

「下手上手」の極致みたいなその演奏には実は恐るべき用意周到な「毒」が隠れている
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3番目はおなじみのこの人 地味KEN

今日は真っ黒なサングラス・・・なぜかというと、今日の対バンのメンツに恐れをなして・・・だとか これ本人が言ってたのだけどね(笑)

今日の最初にやった曲・・・いい曲だったなあ~ オリジナル?
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4番目はこの人・・・上村秀右・・・のソロなのだが今日は「ひとりIGNORANTS」という名前で出演

どうしてこの名前にしたのか・・・それは演奏を観ればすぐわかった

そのギター1本だけでやる演奏だが、音のでかさが普段のバンドのときと同じぐらい・・・いや、むしろこっちのほうが”でかい”!かも・・・最初のレゾネーターギターの音なんかもうすごい爆音と悪魔的なくらいのフレージング・・・小便漏らしそうな演奏

エレキに持ち替えてもそういう演奏は変わらず・・・地獄の底まで連れていかれそう~(笑)
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そしてその演奏に刺激されたのか(されないほうがおかしいか)なんだかいつもより出来音でパワフルな演奏が始まった

その演奏者は プランチャーチョップスティック だ

でも、僕は聴きながらふと気がついた 音がでかくなったというよりは「肉厚になった」というほうが正しいんじゃないかと そのふっくらと厚みを増したサウンドはさらに「熟成」といったものが加わったような・・・実に噛み応えのあるサウンドになっていた

そして新曲も彼らのお馴染みの曲も・・・どれもが実にいい味になっていた

「なんか最近”売れ線”狙ってない?」そう尋ねた僕にリーダーでボーカルのアサイはニヤっと笑った
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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