土俵が荒れる?   11日

昨日は台風11号が四国から日本海へ抜け、東京はさいわい大きな影響はなかったけど、水害や001土砂災害にあわれた地方の方は本当に大変だねえ もう「災害」は有り余るほどある日本なのでこれくらいで勘弁してもらえないかねえ・・・昨日の夜・・・台風を追いかけるように飛んでゆく雲に隠れながら「スーパームーン」が空には時々その輝きをのぞかせていた

今日のペンギンハウスライブは女性のシンガーが多かった・・・そしてどれもまあ・・・強烈な個性の持ち主ばかりだった

最初の演奏者は これは男性だが・・・あさのおよぐ

今日はなぜかライブ本番の直前にギターの弦を張りかえるという無謀なことに挑戦し・・・みごと10分「押して」スタート(笑) なんとなくずっこけながらの演奏だったが、そこから自分の土俵にしっかり持って行ってしまうのがおよぐというところだ  最近はサンプラー使いもしっかり板についてきたなあ そしてこの不気味な轟きのようなステージングがそのあとの演奏者になんだか「伝染」していくのだ
010009011012013

2番目に登場するのはこの人 アサダマオ だ その前にあさのおよぐが散々踏み荒らした土俵・・・いや、ステージだった・・・はさすがの彼女にもちょっとした「科学変化」を与えたのか・・・いつもはさらりと流暢なMCもちょっと今日はおぼつかない?というか不整脈のようなタイムモードに襲われたかな でも演奏はそこはさすが、最近はラップスタイルの曲が大半を占めてる彼女のレパートリーだけど、今日最後にやった新曲はメロディアスでいい曲だった
016017018019020

3番目は今日の出演者の中では唯一のユニット ららばいてりい&さっちん だ 彼らも勿論さっちんのネイティブで予測不能なボーカルを前面に出し、毎回てりいが色々な向こうのスタンダード曲に自分で歌詞をつけたカバーを演奏するというスタイルがすっかり定着している

しかし、今日は最初てりいがオリジナルの「拝啓ロックンロールさま」の歌詞でポエムリーディグをしてからさっちんがまたアドリブで歌詞をつけて歌うという、今までになかったスタールでスタートした

ところが、そのさっちんが今日は変だ なんか思い切りパンキッシュに歌うというよりは「ヨタる」?・・・どうも前日に観た「山口富士夫」の映画に影響受けてしまったらしい(笑)こういうメンタルがそのまま歌い方に出ちゃうというのがさっちんらしい さすがのてりいもちょっとたじたじ・・・

でも、ニーナ・シモンやヤング・ラスカルズの曲のカバーなど・・・今日もいい味出していた
021026028031029

そして今日最後に登場するのは女性弾き語りシンガー 星山可織 だ

ステージに座ると彼女らしい喋り方で「前に演奏した皆さんが残した熱気がまだこのステージに残っていて、足元がばたばたしてます」・・・そういう彼女は今日は下駄履きだ

あの独特のタイム感覚で進んでゆく彼女のライブは曲も演奏もMCもチューニングも含めてすべて星山ワールドで出来上がっている あれだけ烈しいライブが続いたあとで
033034036037038

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする