ギターアンソロジー 2005~2008のこと  1

今回僕がリリースしたアルバム「ギターアンソロジー2005~2008」はそのタイトルのとおり僕が0092005年から2008年にかけて録音したギターインストを集めたものだ

2005年は僕がそれまで吉祥寺の実家で営んでいた蕎麦屋「からまつ亭」を閉めて八ヶ岳に戻った年で、その前年の夏に父が死去してそこで営業をしていたのは親父を「孤独死」させたくなかったのもあったので、その使命を果たせたとたんに店を続ける気力が失せてしまい、無性に音楽がやりたくてその衝動をなんとかするためにあることをやった

それは一ヶ月毎日1曲ずつ録音するというチャレンジ・・・まず最初はフィンガーピッキングばかりで30曲、次にスライドギターを中心にした30曲・・・これを2ヶ月間続けて結果「三つ指ついて30日」「滑りまくって30日」という2枚のアルバムを作った
002003

これらは別に人に聴かせるつもりもなかったのでそのままお蔵入りにしていた

そのあと色々なことをやってたのだけど、八ヶ岳に戻って2008年の冬に

”ブルースマンがクリスマスソングを作ったら”というコンセプトで「冬の日差し」というアルバム全11曲を作って、これはごくしょうすうだけリリースしたあと絶版にした

つい最近、それらをまとめて焼いたCDが出てきて(完全に忘れていた)改めて聴いてみたらこれがなかなかいい(自画自賛ですが) 少なくとも今よりちゃんとギター弾けていた自分があった

これを今回公開したのはもちろん皆さんに聴いてもらいたかったからだが、もうひとつこれを出すことで自分に発破をかける 「ほらほら、ジミー矢島はこんなものじゃないだろ!」と自分自身に負荷をかける意味もあるのだ とにかく聴いてみてください 明日からは1曲ずつの解説をちょっとやります

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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