六時

目が覚めた。

時計は六時。

遅刻だ、とあわてて着がえて家を出た。

雨が降っている。

道すがら、往来が静かなのが気になった。

店の近くで酔っぱらった兄ちゃんとすれ違った。

オヤッと思ってケータイの時計を見た。

午前六時二十分だった。

何故かあわてて家へ帰って寝直した。

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