OverLightShow  30日

今日は企画ライブだった タイトルは『OverLightShow vol.1』 ~ LIQUID LIGHTで1960年代後半から1970年代前半にTIME TRIP!~・・・とちょっと長いが、そのキャッチコピーのようにまさにサウンドもそして何より大事なのが今日のビジュアルだ それを企画し演出したのはペンギンハウスでもお馴染みのリキッドアート作家の大場雄一 このジャンルでは世界的にも評価の高い作家なのだ では今日のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は吉野文裕×関口大 サウンドはブルースハープだけ それをさまざまなエフェクトをかけてその中で舞踏をする それだけでも幻想的で時空が歪みそうなのにそこに大場のリキッドライト このステージではまるで着物の柄のような模様の中にリキッドの怪しげなうごめきが重なるというさらに幻想的な空間を生み出していた

2番目は 夜光虫 ベースボーカル、ギター、ドラムスというトリオ編成 かなり退廃的なボーカルと烈しく切れ込んでくるギター・・・ここでは「夜光虫」という手描きのロゴが大きく壁を支配する その文字を暗めなのだがさまざまな色が包んでゆく 演奏者によって映像がかなり変わってゆく

3番目に登場するのはソラトブ まずは彼のバックにはどこかの都会の町並みが写し出される 都会のどこかの片隅でひっそりと囁く詩人のように彼の姿がステージに浮かび上がる 演奏だけでもかなり映像的な部分を持っている彼の音をさらに映像がブーストさせる

そして今日最後の演奏者はMICKEY GUITAR BAND 松谷ケンの組むこのバンドはギター、ベース、ドラムにシンセ・・・完全なインストバンドだ 静か目にスタートした演奏は半ばを過ぎたところから一転、烈しいリフの応酬だ 音がステージ上でパンチを繰り出しあう それを待っていたかのように大場のライティングもどんどんエスカレート まるで宇宙の始まりのような(つまりビッグバンだ)烈しい光と模様がステージ奥の壁を丸ごとえぐりとるように・・・今日は彼の助手との2人プレイなのだが、それにしても2人であんな映像を生み出してしまうのだから・・・本当に驚いたのだ!

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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