もう３月も終りだ 年度末だよね 先週辺りから咲きはじめたサクラももう散り始めて・・・明日ぐらいがお花見も最後なのかな・・・では今日のライブレポート
ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はみょうがの忘れ物 彼らの音楽の中心地がどこにあるのか未だにその「地点」が絞りこめない 何だか”のどかさ”もあると思えば思い切りプログレッシブで爆音だったりする 今日「エバンゲリオン」に触発されて作ったというインスト・・・不思議なビート・・・９拍子なのか１０拍子なのか・・・掴もうとするとウナギのようにヌルっと腕の中から逃げてしまう いい意味で「掴みどころが無い」のだ
「掴めない」といえば彼らもそうかもしれない２番目登場したのは２番目Bore Roar 曲自体はけっこうポップなスタイルを持っているのにそのとてつもなく爆音なサウンドでそのネットを食い破って彼らはつねにクールだ ある意味ハードボイルドなのかも知れない 向かってくる強風をあえて真正面から受けてその先へ疾走し続ける・・・そんな感じなのだ
３番目に登場するのは善福寺川 渡 またがらっと演目が変わる 本人も「今日の自分はアウェイです」と言ってたが、そういったら全員がアウェイなペンギンハウスだ そして彼の得意なとめどなく暗くなってゆく歌のパレード 「ラシドのうた」は「ドレミのうた」をパロってるのだが、これは傑作だ そしてまさに今の時事をストレートに取上げた「サガワくんの歌」これも面白かった
そして「アウェイである」ということで言えばまさに彼ら 今日最後の演奏者は東京セッション 彼らはどんな音楽的ふるい分けにも引っ掛からない 基盤はロックやブルースなんだが、いつもそこから全力で逃げ続ける その先に自分達が何をするのか・・・誰にも予測させない そういう意味では毎回のライブが「一期一会」なのだ 「東京セッションってこうなんだよね」という括りから今日も彼らは全力で逃げ続けていた
今日のオムニバス動画です
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
