鬼は内に　３日

今日2月3日は節分だ！　節分といえば豆を撒いて「オニ」を追い払うものだが、ここペンギンハウスは・・・あえて呼び寄せた　そのオニとは？　では今日３日（日）のライブレポートを・・・　今日のペンギンハウスライブは２マンだ

最初の演奏者はナガイシンバンド　こういうブッキングのときは僕は彼らによく声をかける　なんていうかなあ～　いかにも中央線らしいっていうか・・・ストレートで純粋なR&Rをしかも気持ちよく聴かせてくれるこのバンド　メインボーカルのナガイのちょっと少年ぽいスイートなボーカルと、所々でメインボーカルを取るギターのマエダのちょっと無骨なエネルギッシュなボーカル・・・この組み合わせってちょうどストーンズのミックとキースみたいなのだ！　今日もいい演奏を見せてくれた

そして後半の演奏者は町田謙介　もう彼と僕の付き合いはメチャクチャ古いのだ！　もう４０年以上にはなる　その当時、僕はやはり高円寺にあった「猫屋敷」というバーの店長みたいなことをやっていて、週に一度くらいやっていたライブに、その当時彼が出ていたのだ　思えば僕が２０代の半ば、彼はまだ２０歳そこそこだったのだ！　そんな思い出話をしてると、色々な話題がどんどん出てくる　そして本番・・・　ギターを抱えて彼が歌い始める　サム・クックのあの曲だ！　もうその第一声で僕はやられてしまう　前のバンドが作っていた分厚いバンドサウンド・・・それをさらに超えてくるような迫力とあの独特な声・・・いやあ、もう６０歳を超えているのに、あの２０代の頃と全く代わらないパワフルな歌・・・あの当時は「ねずみ男」という名前で活動していた彼は今もそのままの迫力と魅力を持っている

そしてアンコールでは僕のリクエストに応えて昔彼がライブの始めにいつも歌ってたゴスペル「John the Revelator」をやってくれたのだ！

本当に最高な「鬼」たちの夜でした！