気持ちいいゆるさ    25日

さあて、ゴールデンウィークがだんだん近づいてきて巷では皆さんもう計画とか予約とか・・・なんか浮き足立っている頃なのでしょうかね 僕はその間ずっと仕事だ しかもけっこう大変そうなイベントが続くので今から体力が保つか心配(笑)ここ高円寺のライブハウスもちょっとこの期間は特別なメニューがありますので皆さんよろしくね!
さて、今日のライブの話をしよう 今日最初の演奏者は今日がペンギンハウス2度目の出演になるソロシンガー内田聡だ 前回カバーを中心に勢いのいいナンバーを聴かせてくれた彼は今日も最初はアコギを抱えて60年代のロックナンバーを続け様に聞かせてくれた 僕らにはもうお馴染みの曲ばかりだったが若い彼が歌うとまるでおろしたての山葵のようなフレッシュな刺激がくる そして、後半はギターをエレキに持ち替えオリジナルナンバー 彼の感性のきらめきがチラッチラッと垣間見えてくる そして最後の2曲は今のバンドメイト望月がギターで参加 実は望月とは「ひとりなみだ」という名前でずっとペンギンハウスに出演していたシンガーだ エレキギター2本での演奏はまだ荒いところが多いがこれからが楽しみなユニットになりそうだ 2人のコーラスがいい感じだ

次に登場したのはINISIEという名前のやはりソロミュージシャン 彼の演奏表現はアンビエントとプログレッシブとアグレッシブが全部同居している 混ぜて「アングロレッシブ」ではどうかな(笑) ものすごく優しい部分と烈しい部分はいつも彼の中にはあるようだ それが一瞬で景色が変わるようなのが彼の演奏なのだろう 言葉はすごく繊細で優しいのに鬼のような音がほとばしるギターと歌だから「上を向いて歩こう」もただの曲では終わらない いつまでも人騒がせなINISIEなのだ(笑)

3番目の演奏者は半PEKOだ 今日はスティールパンの小西がお休みで4人での演奏 ステージにあがると曲順も決めずに進行してゆく演奏 このゆるーい感じがなんか妙に居心地のいい空気を作る基になってるようで今日の半PEKOの演奏はいつもにも増して気持ちのいい時間を造りだしてゆく え?ハナコがタンタンを忘れたって?じゃあジャンベでやっちゃえ!いいのだ いいのだ

そして最後に登場するのは普段は半バナナというユニットで毎月ここに登場しているその片割れでvo/g の林漁太だ 普段半バナナだとショウアップをすごく考えたきめ細やかなステージングを考える彼なのだが、今日はそういう姿とはちょっと違うものを見せてくれた たとえば曲の途中で「あ、間違えちゃった ヤバイ」とか普段とは違うちょっと「ゆるい」面をわりと気軽に見せてくれる MCで滑ってみたり、いつもの半バナナが見せる完璧さとはまったく違うが、なんだかほのぼのとしてアットホームなのだ 決してダレた感じじゃないし色々な引き出しを持つ彼だがこの感じもすごくいいね DUOでは聴くことのなかった曲もたくさん披露してくれたし・・・いやあ楽しかったね 今日は「ゆるさ」が気持ちよかった

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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