今日の東京は文句なしの秋晴れ!昨日の悪天候のつけを払ってもお釣りがくるくらいの気持ちのいいお天気だった 「高円寺フェス」で街中は人でごったがえしている
あちこちで色々なイベントはあるし、いいお祭りムードに包まれた街高円寺、ライブハウスにもこの空気が少しは流れてくるのかなあ
さて、今日のペンギンハウスライブは企画イベント タイトルは『Sonicly Speaking Vol.27』
企画したのは9000SONICSのカンザワだ 予測はしていたがふたをあければ出演者全部が爆音系(笑)のパワーユニットばかりだった
最初の出演者はその9000SONICS 以前僕がここのコーナーで「音がでかい」と褒めたら(笑)・・・ちょっと気にしていたようだが、とにかくパワフルなバンドだ 編成はvo/g ,g ,b ,dsの4人だ
「爆音」なのだが、前半のほうでやった2台のギターがツインリードをやる曲なんか、音がでかいのになんか「美しさ」がある それは肉体労働する男の汗みたいなもの・・・まあ、嫌いな人もいるんだろうけどねえ 今日は新曲も交えていつものライブより少し長めの演奏・・・もちろん爆音!
2番目の演奏者は g/vo ,b ,ds の3人ユニット ブラン だ ペンギンハウスには何度か出演しているが僕が担当させてもらうのは今回が初めて
ところが、そのバンドが入れ替えのセッティングをし始めるとそこのドラマーが困った顔をして僕を呼び止めた 「あのー、バスドラのヘッドが破れてるんですけど」
驚いてみると本当にヘッドがものの見事に裂けている 慌てて替えのヘッドを取り出し張替え作業 幸いバスドラはボルトの数が少ない ドラマーさんにも手伝ってもらいなんとか応急に張替えをすることができた
さて、仕切りなおしで ブランの演奏が始まった
このユニットもまたトリオでもう全員が爆音の押し出しの強い音で攻めてくる そのサウンドに乗ってボーカルもとてもパワフルでどっかんどっかんと聴く者の耳に押し寄せる
でも歌はなんかちょっとシュールで文学的な歌詞で不条理劇のような・・・最後の「コントロール操作」って曲・・・これがブランの世界なんだなあ
そして最後の演奏者は g/vo ,b ,dsの3人編成のユニット デッドバンビーズ
事前にYOUTUBEで予習しておいたので「大体そうだろうなあ・・・」とは思ってたが、想像通りというか想像以上に爆音のパワーユニットだった
vo/gはチャックという小柄な女性なのだが、彼女のちょっとトイプードルのような”癒し系”なルックスとは裏腹にそのギターサウンドもボーカルも実にパワフルで爆裂的!
もうはじけまくってその活舌のすごくよいボーカルがまた小気味よいロックを生み出している
またほかの2人も実にパワフルでタイトでドライブ感満載でパンキッシュで・・・いやあ、聴いてて気持ちよくなってくる けっこう長い活動暦をもつバンドならではの重量感とタイトさ・・・音はでかかったねえ(笑)
もうFenderとRolandの二段積みアンプから出るギターとかなり歪ませたベース・・・このミックスはもうどろどろの”塊”になって団子状態だ
それをしゃっきり切り分けるのが真ん中にいるドラムの仕事・・・いやあ”ドラム”って実に大きい役割があるんだねえ・・・など初心者みたいなことを言ってしまいました
爆音が続いた今日のペンギンハウスライブ・・・でも終わったあとの”すっきり感”がいいねえ
演奏者たちもそうみたいだねえ 終わった後の打ち上げは・・・まだまだ盛り上がってる
まるで”セッション”しているみたいに言葉が飛び交ってる・・・”爆音”じゃないけどね(笑)
高円寺ライブハウス ペンギンハウス