・・・そうそう 12月も上旬を過ぎてそろそろペンギンハウスも年内はこれが最後・・・という出演者が増えてくる いやあ・・・もう本当に今年もあとわずか 皆さん、身体には気をつけましょうね
さて、今日最初の演奏者は若いシンガーソングライター 大竹直人 だ
彼がここに初登場したのが今年の3月31日・・・そのフレッシュさとパワーのあるそれでいてどこか妙にこなれたようなステージングは最初からよかったねえ 今ではもうすっかりペンギンハウスライブの常連としてまた音楽シーンの一角をちゃんと背負ってくれている
今日は新しく購入したというOvation の12弦ギターを持って登場 これがまた美しいギターだった 音もよかったなあ・・・12弦ギターというとちょっと昔ならEaglesの「Hotel California」を思い浮かべるだろうし、僕ならLeadbellyかBlind Willie McTellあたりなんだけど、さすが若い彼は「ティム・バックレイ」という人(知らなかった)のカバーをやっていた
また来年も若い感性でペンギンハウスに新しい風を吹き込んでほしいね あ、まだ年内は26日にもう1回出演するよ
2番目に登場したのはやはり今年3月16日にペンギンハウスに初登場した鈴木知文 だ
その初回から今ではお馴染みになった上半身裸に赤タオル・・・そしてアコギの弦を引き千切らんばかりのギターピッキング・・そしてガラガラのダミ声・・・いやあ、インパクトあったしいまだにそのインパクトはすごい
そして、彼の歌の内容は自分自身も笑いのネタにしてしまうような逞しさがある 「俺の眉毛を見ろ!この濃さだろ!これがロックだ・・・」とか「丑年の俺が牛食ったら・・・共食いかあ・・・」とか
今日もそのパワフルな歌でちょっと疲れていた僕にも元気をくれた
3番目の演奏者はやはりソロの弾き語り 岡田哲 だ
彼も元々BASTETというここにずうっと出ているユニットのベースマンだが今年の4月7日からソロで演奏するようになった 前の鈴木知文が鉛筆で言ったら「4H」ぐらいの硬さだとすると「2B」というくらいの感触かなあ
ギターもストロークがややソフトだし囁くような歌い方は本当に優しい
そして今日最後に歌った「愛のうた」というオリジナルの歌詞・・・「僕の心を溶かした君に歌いたい・・・」 これ、ちょっと泣かせるねえ
さて、彼のソロ演奏は今日が最後 ただ26日にBASTETそれに最終日の30日にはYellow Sunのゲストでベース弾くよ
そして最後の演奏者は なだのきよしき だ
いつもは「半PEKO」というユニットと一緒に演奏しているが今日は前回と同じく シブタというギタリストとのDUOだ
このアコギ2本のユニットっていいよね またなだのきがガット、シブタがスチール弦という組み合わせもいいよなあ・・・そこに男性同士のコーラスもちょこっと入って・・・
いつものPEKOが華麗でちょっときらきらする「ご馳走」って感じだとすると実に簡素で飾り気の無い「サバ塩焼き定食」・・・てな感じかな
でもこの味が飽きないんだよねえ なだのきの聴いたことない曲も聴けるし・・・
「ヒアカム・ザ・サン なんて呟いている・・・」 いいねえ
さて、だのきよしきは今年の最終日、やはり30日に出演するよ その日はきっと大騒ぎになるんだろうねえ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス