まあ、いつもどちらかと言うと大人っぽい演奏が多いペンギンハウスではあるけど今日はいつもに増して「大人~!」な雰囲気が濃かった それもそのはずで今日の出演者・・・ジャズピアノのもう大ベテランの吉岡秀晃トリオのライブだった
メンバーはいつもの瀬山光一(wb)に瀬山研二(ds)の二人だ 今日の客席は平均年齢もぐーっとシニア なんかとても落ち着いた雰囲気の今日のペンギンハウス バーボンやスコッチを飲みながら・・・そういう聴き方が似合う 前半は瀬山ベースがメインの「Willow Weep for Me」などを中心にちょっとしっとり目に
休憩を挟んで二部はまずブルース エリントンの「C Jam Blues」からスタート 2曲真は「星影のステラ」・・・だんだんとヒートアップしてきて吉岡がついに上着を脱ぐ さあ、ギアが一段上に入った! それぞれのソロが終わると客席から大きな拍手が起きる 最後の「Saint Thomas」にはおふざけでクリスマスソングを挿入して「へへへ」と笑うところはさすが吉岡! 続いての「Wave」には思わず手拍子が起きる
最近ではあまり見られなくなったホットで懐かしいジャズライブの風景がここに今夜はあった
ジャズって元々は楽しい音楽だったんだよなあ・・・そうあらためてしみじみと感じるような今夜のペンギンハウスライブだった
高円寺ライブハウス ペンギンハウス