丑三つ時とは     24日

今日はなんだかずいぶんと暖かい・・・最高気温が15度くらいあったみたいだね 暖かいと楽だけど急な気温の変化に身体はちょっと戸惑っているようだね 厚着しすぎて・・・暑い!

さて、今日のペンギンハウスライブは弾き語りの らんぶりんたあとる から始まった

アコースティックのギターサウンドにのせて旅を大きなテーマにしたような”ランブリンハート”を歌う 彼の心は常に「ホーボー」のようなグラウンドを漂流しているのかも知れないね

ところで、今日のリハ中に彼がしきりに自分のギターの出音を気にしていた 最初モニターの返しをゼロにしてやっていたのだがそれでも”返ってくる”音にちょっとナーバスになっている・・・演奏しながら首をひねっていた彼がふと気がついて僕にこう言った 「すみません、この譜面台取り替えてもらってもいいですか?」 それは僕が先日導入したマイクスタンドに付けられる譜面台だったのだが・・・どうもそこに置いた譜面がギターの音を反射してそれが気になっていたようだ そので従来どおりのスタンドに替えて位置を変えてみた 途端にそれまでちょっとやり辛そうだった彼の演奏ががらっと変わった そうかあ・・・そういうこともあるんだねえ・・・かすかな反射音なんだろうけど彼みたいに生音を大事にするミュージシャンにとってみると・・・いやあ勉強になった

2番目の演奏者はやはりアコギ弾き語りの Heart of Silver solo ただし彼の場合はアコギと言ってもラインを使ってしかもプリアンプとエフェクターで目一杯歪ませた大音量のギターサウンドだ それはバンドサウンドにかなり近いものだし曲もロックフレイバー溢れるものだ だったらギターはエレキでしょう・・・そう思われるかも知れないけど、アコギであえてどろんどろんに歪ませた音はエレキでは出せない厚みと重量感があってやはり”これ”だね・・・と思う

なんでも最近今使ってるメインのギターとまったく同じものをもう一台購入したそうで・・・彼のサウンドに対するこだわりがよく伝わってくる そして演奏は・・・ロックだねえ~

3番目はユニットだ ららばいてりい&さっちん このDUOに今日はアラン(wb)&窪田(eg)が加わった4人ユニットでの演奏だ 今日はそのアランの知り合いの外国人のお客さんが大勢かけつけて一気に「インターナショナル」な空気になったペンギンハウス そのお客を前にして彼らの演奏は「英語の曲に独自の解釈で日本語の歌詞を付けた」・・・というものでタイトルまでたとえば「Midnight Hour」が「丑三つ時」になる(笑)というかんじでそのファンキーな解釈はけっこう受けてたな~ それにしても「ラストダンスは私と」なんてスタンダードな曲もさっちんが歌うと全く別ものになる・・・ここらへんの不思議な「破壊力」が彼らの魅力だ

そして最後の演奏者は ミノルBグッド いつもはギター弾き語りのソロで演奏している彼だが、今日はドラムとベースを従えてのバンドスタイルでの登場だった このメンバーは普段は「浅野ヒロノブ」のバックで一緒にやっているメンバー それだけにメンバー同士の息の合い方はぴったり ミノルも今日はレスポールをかなり歪んだビッグサウンドで鳴らしながらロッキンな演奏

聴いてるといつも馴染んでいる彼の曲がまた別物に聴こえてくる と言うより今日の演奏を聴いてると「ああ、ミノルはこういうことがやりたかったんだな・・・」ということがすごくタイトに伝わってくる

そうかあ・・・やっぱり「バンド」の人なんだねえ・・・いやあゴキゲンなR&Rは人をシアワセな気分にさせるねえ 最前列で観ていたサラリーマンの団体さんたちの大喜びな反応を見てるだけでもそれが伝わってくるね 来月2月14日(金)・・・なんとバレンタインデイだ!・・・にもこのメンバーでライブするよ よかったら観に来てください おっ、てりい&さっちんもこの日だあ!

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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