良い宵良い      26日

いやあ・・・カゼが収まっていたんでほっとしてます 昨日は帰る頃には熱も出てきたみたいでフラフラするしノドは痛くてものを食べるのも苦痛だし「これはインフルか」・・・と戦々恐々としてたのだが、今朝になったら大分楽になってノドの調子も少しよくなってきた よし、今夜は飲めるぞお!

さて、今日のペンギンハウスは前半が弾き語り後半はインストユニットという構成になっていた

弾き語りのしょっぱなを担うのはベースを抱えたマジックガール さかなのこぼね だ

先週(かな?)彼女の所属するユニット「SUNA GIRL」のレコ発のユニットが某所であったそうで、僕もそのCDを頂いたのだがとても素晴らしいアルバムだった そういえばSUNA GIRLのライブって僕観たことないのだ(笑)なぜかいつも僕の休みと重なってね

でも、ソロでも彼女の歌の存在感はとてもしっかりとしてるので僕はこれでも満足だ でもベース弾きながら歌うってかなり難しいんだけどなあ~

2番目に登場したのは8弦ギター弾き語りの 山田庵巳 ステージに登場するなりMCでこんなことを言った 「黒い髪、黒い瞳の男・・・そして二の腕フェチです・・・」などと

「黒い髪、黒い瞳の男」というのは前に出たさかなのこぼねの歌の歌詞にあったのだが「二の腕」は・・・なあるほどねえ(笑) 僕もちょっと嬉しかったもんね(笑)春だよねえ

さて、そんなMCとは逆行するように今日の庵巳の「歌物語」もなかなかディープでファンタスティックなものだった それは1曲が30分くらいになる大作だったが、ある国で国王の命令で空の星を創る職人たちのうちの一人「クロア」という名人は月を担当する職人だったが、その国王がなんと庶民に空を見るたびに「税金」を取り立てるというお触れを出し人心は乱れきる・・・ある日ムチ打たれている少年の姿を見た彼は思い悩んだあげく空からパンが降るという発明を実行する 怒った王に彼は・・・というような話だったが・・・いつもながら彼の表現力には驚くばかりだ

後半・・・ここからはインストユニットが2組 最初は ハラタカシ(g)オクセケンスケ(ds)の2人組 のEMISHI だ 最初の曲はもういきなり烈しい突き刺すようなインスト・・・終わってからハラがいつも曲のタイトルを言うのだがけっこうこれが楽しいんだけど、なんとそのタイトルが「二八蕎麦」だって(笑) なんでも今日二人とも大の蕎麦好きだということがお互い判明したそうで・・・あとで聞いたらオクセくんは自分で蕎麦打ちしたいと思う位のマニアなんだそうだ その次の曲のタイトルは「社会派ユニット」と自称するだけあって時事ネタ「クリミア半島」 最後の曲はなんて言ったっけなあ・・・ジャズのスタンダードバラードだったね

そして最後のユニットはこちらもペンギンハウスではおなじみのユニット MΛNTRΛ・・・の予定だったのだが、なんとリーダーでギターのミヌマが急な事情で出演できなくなり(最近こういう話多いかな) 急遽じゃいあん(b)シラコ(per)に石川さやか(p)が加わった「じゃいあんと懇」に変更

この組み合わせは以前にも出てくれたが、いやあとてもスィンギーな4ビートジャズを目一杯利かせてくれた そして驚いたのは最初にやった3曲はスタンダードじゃなくてオリジナルなんだって、全部いい曲だったなあ・・・春の宵、良い演奏で酔い酔い・・・いいねえ

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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