春一番     18日

今日の昼間の風はすごかったねえ 通りのあちこちで色々なものが倒れたり飛んでいたり・・・

南風だ つまり「春一番」だ それにしても今年の季節は極端だよなあ 降るときは降る 吹くときは吹く・・・かあ

さて、そんな”嵐のような”お天気はここ高円寺のライブハウスでも吹き荒れていたなあ

最初の演奏者は FooliN 今日はオザワ&タイラのコンビでの演奏だ 最初はまず「腕慣らし」ということでインストを・・・彼らのインスト、とても乾いた感じが僕は好きだ

この「乾いた感じ」というのは彼らの演奏全体にも通じて流れている 「川」のようではなく「砂嵐」のように・・・かな

2番目の演奏者は 大竹直人 だ この3月末で大学を卒業する彼はその後は「ミュージシャン」として生きていくそうだ うわあ・・・よく決心したなあ 素直にガンバレと言いたいね

まだまだ若いだけあってオリジナルがどんどんできるという彼 「そのうちワンマンライブもできるね」と冗談を交わしながらステージの彼を見つめる

そうそう、前回の彼のライブのレポートで僕が「なにかの犬に似ている」・・・と書いたのを彼も覚えてて「どんな種類の犬か気になります」と言っていたが、今日彼の歌の歌詞を聞いてて思い出した

「牧場へ行こう/羊に会いに行こう・・・」 そうそうこれ↓だよ!「オールドイングリッシュシープドッグ」 ね、どこか似てない?(笑)

「犬」の次は「亀」だ らんぶりんたあとる は旅をするカメなのだ 彼の歌には実に旅をテーマにした内容が多い その目で耳で嗅覚で・・・色々なものを見てきたんだろうなあ

でも僕がけっこう気になってるのは「品川」の名前が出てくる歌だ あとインドに旅行したときのことをインプレッションに作ったという「マンゴーの樹の下の君」という曲を聴いてて気になった 「マンゴー」ってとんな樹なんだろう・・・調べてみた・・・へ~え こんななんだね↓

そして4番目・・・こんな遅い出番は滅多にない あさのおよぐ かなりアルコールも入っちゃってるけど大丈夫かあ(笑)

案の定途中でギターのコードがわからなくなってしまったりとハチャメチャな演奏になったが・・・そこは火事場のナントカで・・・こうなったときのおよぐは面白いよ!

なんだか妙なMCを挟みながら、力技でステージを持っていってしまうところ・・・さすが「パンクやるしかねえ!」 だね

これだけの「濃い」顔ぶれが続いたあとに「トリ」を努めるのはやはりこの人か 片平誠 はいつものようにマイクスタンドにタオルを架けてそして歌う・・・「気違いじみてる~~ほとんど気違~い・・・」

なんだかんだ言ってこの人の声と歌には説得力があるよなあ・・・カメラを構えていてもいつも顔はブレてしまう それだけのアクションを伴いながらいつも彼の歌い方はパッショネイティブだ

理屈じゃない何かがいつも彼のステージに満たされている 今日はソロの男性シンガーばかりだったペンギンライブ 色気はないかも知れないけど・・・いい「春一番」だった

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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