今日から3年生

いやあ・・・いきなり個人的な話みたいのでゴメンねえ

今日4月1日で僕がペンギンハウスのPAをメインで任されるようになってちょうど丸2年

そういうわけで僕は今日から「3年生」・・・中学校ならあと1年で卒業だが・・・卒業するわけにはいかない(笑)

それを祝う(?)ように今日はおなじみの出演者ばかりが集まってくれた

最初は今日で2年生になった弾き語りシンガー 大竹直人 だ 彼も去年の今頃初めてペンギンハウスに登場したのだ そういえば実生活ではみごと大学を卒業できて晴れて社会人・・・かな

今日の彼はいつものアコギではなくエレキギターを持っての演奏 あれ?Fender Jaguarだ 最近では珍しいなあ・・・まだ真新しいねえ

今日もカバーオリジナル取り混ぜていい演奏だったなあ

2番目は去年の2学期から転校してきたやはり2年生 西山諒 だ 今日の彼はちょっと演奏し辛そうだった と言うのは今日は彼の同じ職場の仲間が何人も大挙して観に来ていたから・・・実はその中に後から出てくる あさのおよぐ も入ってたのだが・・・なんだか職場の飲み会になりそうな危うさを孕みつつも・・・彼はいつものように目一杯シャウトするように歌う この爆発力が僕は好きだ すごくシャイな青年なんだけど・・・いい演奏をありがとう

3番目は僕よりちょっと”上級生” ペンギンハウスでは知らない人がいないくらいの名物男 あさのおよぐ だ

今日は彼もやりにくそうだった その理由は前の西山と似てるんだけど・・・あとひとつは「ちょっと飲みすぎちゃった」というところかな(笑)

でもちょっとズッコケながら今日の彼の演奏は弾けてて面白かった 客席に対してのアピールもMCも彼独特なちょっと強引さと可笑しさを交えて・・・それに暖かいんだよなあ

そして、今日彼が初めてトライしたこと・・・それはループマシンを使った「サンプラー」のようなエフェクトを使いながらやった「都会のインディアン」という新しい曲・・・ちょっと未完成だったけど、このトライいいなあ またやってよ!

そして最後に登場するのはもう上級生と言うよりは”牢名主”・・・いやいやそれは顔で決めちゃいけない(笑) 貫禄充分なシンガー 片平誠 

彼のステージはいつもアカペラのこの曲で始まる タイトルは知らない(笑)

「気狂いじみてる~ほとんど気狂い~・・・」

するとそれまでのちょっと身内っぽいノリでザワザワしていた客席が水を打ったようにしーんと静まる 決して押し付けがましいのではないけど彼のパワーと気迫は観る者を一種の「麻酔」のようにそこに居ながら痺れさせるようだ 考えれば年代もずいぶんと今日のほかの演奏者よりは上なんだが、そういう「垣根」みたいなものはここペンギンハウスの出演者には一切ない

そこが僕がここを好きな大きな理由だ こんな気さくでいて緊張感溢れる場所がほかにあるだろうか・・・毎日が”他流試合”のようなライブ・・・それがペンギンハウスなんだ

今日は出演者同士もよく馴染みがあるし気が合う同士・・・それも手伝ってライブの終わったあとのペンギンハウスはるで部活が終わったあとの「部室」みたいだ

今もカウンターで片平誠と大竹直人が熱く語り合ってる・・・ペンギンハウスは「今年度」もいい感じでスタートしたよ~!

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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