今日も変な天気だったなあ・・・正午ごろ僕が出かけようとすると空からはパラパラと雨が
仕方ないから傘さして出かけたら 店に着く頃にはあがってたし・・・今夜もまた降る？
そうそう・・・そんなお天気はきっとこの人のせいだ ソラトブ
本人が断言しているので本当だと思うが彼は「雨男」！彼がペンギンハウスでライブをやる日には必ず雨が降る・・・らしい
さて、そんなお天気はさておいて今日の彼の演奏 いつものように大量のエフェクターを並べてこの世のものではないような声で歌う彼のスタイルはなかなか「そこらで」聴けるスタイルではない それにギターにも各種エフェクトをかけたその音が加わると・・・雨を呼んでしまうんだね（笑）
曲自体もオリジナル性が高いんだが「不利な免罪符/用途理不尽」・・・の「用途理不尽」のところを何度も繰り返しているのを聴いてると日本語に聞こえなくなってくる 不思議な詩の世界も持っているミュージシャンだ
2番目は雪を呼ぶ男？・・・いやいや、と言うのも前回出演予定だった2月8日に大雪のため出演できなかったのが彼・・・団長 だ
今日は雪じゃなくてよかったねえ（笑） だけど彼が言うには今夜夜中に雪が降りそう・・・だって！
さて、彼の歌は前のソラトブとは打って変わって全球「直球」だ アコギをガシガシ弾きハープを吹き野太い声でじつにマニッシュに歌う その内容はほとんそが「怒り」や「憤り」がテーマになってるような気がする 普段仕事で「クレーム処理」をやっているというのもあるのかもしれないけど、ちょっと過激な言葉も飛び出す彼はまるで日本の「トミー・マクレナン」みたいな男・・・もちろんブルース大好き男だ
ラブソングなんて一切歌わない彼だが最後に歌った「ありがとう」という曲・・・これは大きな愛だね！
３番目・・・ここから後半になるのだが、がらっと変わってインストユニットは２組続く
３組目は今日がペンギンハウス初登場になる g , b ,ds , key の4人編成 Butzmetz LingerieZ
これで「ブツメツ・ランジェリーズ」と読むんだそうだ
こんな怪しげな名前とは裏腹に演奏は正統派ジャズ系インストユニット 久しぶりに「フュージョン」という言葉を思い出したよ～
いやあ、上手いバンドだ 全員超テクニシャン おまけに名前とは裏腹にけっこう”アッパー系”な演奏とキャラ 特にギターとドラムの二人はアッパーだったなあ いやあ、いいバンドだ
オリジナル曲にエリントンの「キャラバン」やモンクの曲も入れ・・・楽しませてもらいました
そして最後の演奏者はやはりインストユニット g , b ,dsの3人編成の くり返しと、揺らぎと。 だ
去年のやはり今頃ここペンギンハウスに初めて登場して以来2度目の登場、その時が彼らの初ライブだったのだが・・・そして今日が彼ら自身も2度目のライブだそうで・・・え～っ？その間ライブやってなかったの！？ すごいマイペースだ（笑）
彼らの演奏は前のユニットとはまた真逆のように内面から滲み出してくるものを見つめながらそれが音になってゆくような・・・「陽」に対して「陰」というか・・・いえいえ決して暗いのではないのだけど静寂から音を引き出してくるような演奏・・・僕これも好きだなあ・・・
もっともっと活動の回数を増やしてくれればいいのに・・・終了後リーダーのヒグチさんにも思わずそう話しかけてしまった
今日は静～動 陽～陰 と動きと陰影のあるいいライブだった これがペンギンハウスなんだよなあ・・・さくぁ、明日は嵐が来そうな予感・・・（笑）
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
