誰にでもわかるPAの話 ,4

『音って何? 、4』

たとえばクラシック音楽のオーケストラって、何種類の楽器で構成されてるんでしょう?
そのオーケストラの規模によっても違いますが 、僕はクラシック音楽には詳しくないのである資料をそのままコピーしましたが、下記のようになるそうです。

これに曲によってピアノとか他の楽器も加わったりするわけですから10何種類・・・いや、もっと多くなるんじゃないかな。 オーケストラは最大のもので100人を超える編成にもなるそうで、さらにこれに声楽隊が加わったら・・・ものすごい人数になりますよね。

そしてこれらの楽器はそれぞれが違う音色を持ってますが個別の音を聞き分けることもできればそれが混ざったものとして「1つの音」として聴くこともできるわけです。

人間以外のほかの動物にはどういう風に聴こえるんでしょうね?

音には低い方から高い方まで無数の波長があります 一般にこの波の振動数を表わすのに「ヘルツ」という単位を使います 記号としては「Hz」と表わしますが、このヘルツのうち人間の耳が聞き取れる範囲は大体平均して20~20キロ(2万)ヘルツだと言われてます。

皆さんは「グラフィックイコライザー」という機械を見たことありますか? 無くてもどこかで耳にしたことがあったりして(ようやくPAにまつわる話題が出てきたぞ!) こんな機械です。

たくさんのレバーが付いていてこの1つ1つを上げたり下げたりすることで特定の周波数(ヘルツ)の音を上げたり下げたりするので、これはPAオペレーターやレコードエンジニア達など「音を扱う作業」をする人たちにはなくてはならない道具です。

たとえばあるメーカーの「グラフィックイコライザー」(名前が長いので僕ら業界では略して”グライコ”と言います)の機能説明にはこう書かれてます。

■周波数帯:31バンド
■周波数特性:20Hz ~ 20kHz(+0.5/-0.25dB)

これは31ポイントの周波数を調整できてその周波数の範囲は20Hz ~ 20kHz・・・つまり人間が聴くことの出来る周波数の最低から最高の範囲・・・それより下も上も聞き取れないから、ということなんですよね。
僕が使ってる「SOUND CRAFT」のミキサーにもじつはグライコが付いてます! え?どこにって・・・はいでは動画で紹介しちゃいますよ!。

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

出演するには?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする