「ビートポップス」という番組は1966年からフジテレビ系で毎週土曜日の午後2時から放映されていた音楽番組だ
画期的だったのは当時まだ日本ではほとんど紹介されてなかった洋楽のヒット曲を毎週ベストランキングという形で紹介していたこと
司会は大橋巨泉。
脇を固めたのが、女優の槇杏子。更にはミュージック・ライフ誌の星加ルミ子編集長に、音楽評論家・木崎義二などという面々
おふざけの部分も多かったがけっこうマニアックな曲も紹介したりスタジオで一般の若者たちが群れを成して踊り狂うなんてコーナー そしてそういう彼らに今では「おひょいさん」と呼ばれておじいちゃんになった藤村俊二が「日本唯一のゴーゴーダンス振り付け師」という名目でダンスを披露したりしていた 大橋巨泉がビルボードやキャッシュボックスといったアチラのチャート誌の順位を解説するというのが目新しく、水森亜土が透明ボードに絵を描いたりとか、後に海外音楽人たちがクリップというものを制作し始めると、それも紹介し、おそらく日本初のMTV番組だったかも知れない。
とにかく色々なバンドやミュージシャンを紹介してくれたのがこの番組で、当時まだ中学生で音楽なんてほとんど興味無かった僕に目を開かせるきっかけにもなったのだと思う
白人のポップが多かったこの番組だったけどたまにブラックミュージックもかかったりしていて
このバンドをはじめて聴いたのも確かこの番組だった 「スライ・アンド・ファミリーストーン」の「Dance to the music」
高円寺ライブハウス ペンギンハウス