今日最初の演奏者はアコースティックギター弾き語り Behring だ
けっこう色々な衣装で登場する彼女だが、今日はワインレッドのタイツ・・・なかなか美脚な彼女なのでなかなか・・・色っぽいのだ
でも多くはラブソングをレパートリーにしている彼女なんだけど、歌い方はとても男性的・・・というよりジメジメしていない そこらへんがBehringらしい
最後の曲はあの奄美地方っぽい歌い方で歌われる「私の街」・・・ん?タイトルこれでよかったのかな
2番目の演奏者は ギター弾き語りの あさのおよぐ だ
いつもの彼の演奏では見られなかったが今日は座っての演奏・・・へえ、どうしたんだろう
それでもギターはいつものように”爆音”だし歌もはみ出だしそうなくらいパワフルだ
こうやって座ってパワフルに歌うあさのおよぐはなんだかアメリカ南部のカントリーブルースマンみたいだった
何曲かそうやって歌ったあと「じゃあ、体力が回復したので・・」と立ち上がる なんだ、単純に疲れてたのか(笑) 今日ライブに来る直前まで立ち仕事してたって言うからね
そして、ループマシンを使っての演奏・・・これも最近の彼のスタイルになってきた
「乗ってきた~!」と言いながらギタ^アンプのボリュームをどんどん上げてゆく およぐは跳ねている
3番目に登場したのはペンマス亜郎のユニット 生半可 だ
生半可といえばつい数日前のイベント「沈黙の音」に登場したばかりだが・・・これには”わけ”がある その話はあとでするが今日の生半可は久しぶりに「ひひひのひ」の北村が参加だ
彼の演奏もすごく久しぶりだ そして亜郎はといえば前回とはまったく違う俳句を20句・・・彼はいいハイカー(?)だし多作だ・・・なんて上から目線ではとてもいえない 僕も北村も彼のハイクの弟子だ 今日僕がはまった一句 「電工はつばめの空に手を入れる」・・・亡くなった親父を思い出した
そして、ステージのうしろの壁にはあの「沈黙の音」の時から貼られ続けてる「C・D フリードリッヒ」の絵が見下ろしている
その亜郎が自分達の出番の終りにいきなりマイクに向かって歌いはじめた 「ハッピー バースデイ ツーユー・・・ディア アサダマオ・・・」 と
そう、最後に登場する弾き語りの女性シンガー 今日が誕生日の アサダマオ だ
実は生半可の今日の出演はアサダマオからのオファーを受けたもの つまりバースデイプレゼントだ
彼女といえばそのオリジナルのオリジナリティーの凄さがもう光り輝く・・・というよりは怪光を発しているが、たとえば愛について歌った曲でも「Love」よりは「Make Love」のほうにテーマが言ってしまうのだが、シュールなポエトリーウーマンの面目甚だしい
「マイルス・デイビス」なんて曲・・・インパクトが凄いよ!
多分歳のことを言っても起こらないと思うから言っちゃうけど今日で31になった彼女にはこれからもぐさっと切れ味の鋭い言葉と音でいい曲を沢山作ってってほしいね
高円寺ライブハウス ペンギンハウス