年季が要るか    23日

気がつけば5月のもう最終週だ なんか早いねえ どんどん早くなる

昨日は大荒れの天気だったが今日はなんとか穏やかな一日になりそう

さて、週末のペンギンハウス 今日も多彩な顔ぶれでお届けしましたよ

最初の演奏者はすっかりおなじみになったロックユニット 9413 

今日はパーカッションのブルースがお休み、アツシ(g/vo)エンジョウ(b)エダ(ds)のトリオでの演奏 ボーカルのアツシはこのあいだの18日の国立競技場のポール・マッカトニーのコンサートチケットを買っていたそうで、会場の駅に着いて「中止」という話を聞きガックリしたなどという話もしながらのステージ、首に締めているのはそれの記念のネクタイらしい

今日はいつものブルースのコーラスが無いので代りにベースのエンジョウがコーラスに参加 うん、だいぶこなれて馴染んできたね 当分この編成での演奏が多くなりそうなのでエンジョウくん頑張ってね!後はエダちゃんかあ~3人でコーラス どう?
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2番目はg/vo , b , dsの3人編成のこれもペンギンハウスではおなじみのユニット 吐息 だ

今日は珍しく演奏前にセットリストをくれた それにはどの曲でコーラスが入るかなどが記されていた こういうの有り難いよね その中に「新曲」と書いてある曲があったから”新曲”だったんだろうね その次にやった「こげ茶色のワイルド」って曲・・・よく歌詞を聴いてるとかなりエロチックな内容だ

そういうところにもこのバンド人気のある秘訣かも知れないね
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3番目はペンギンハウスには初登場の2人組ユニット 愚弁 だ

初登場とはいっても楽器担当の狩俣道夫はもうひんぱんにペンギンハウスには登場している 楽器はフルートとソプラノサックスそれにジョウズハープにボイスだ

そのサウンドをバックに 谷口和仁(唄、パフォーマンス)が詩を朗読と言うよりは絶叫しつつ動く

その身体はまったくぜい肉のない鍛え上げきったもの そして舞踏のように動きつつ叫ぶ・・・あるいは歌う すごくよく通りそして美しい声だ ライブとはまさに「観る」ものだとつくづく実感させてもらった こんなライブの対バンもあるのがペンギンハウスの面白いところだ
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その愚弁の谷口が叫んでいた詩を「友川かずきや中原中也だったね」・・・と言ったシンガー

彼自身もさすがに詩人だけはある 片平誠 が最後に登場する

今日もいつものように叫ぶことから始まる彼の演奏はそのステージのすべてが叫びで出来上がっているようだ 「気違いじみてる~」から「小鳥よもっと肘を上げて飛べ~」まで、その姿勢は一貫している

9413のアツシが僕に近付いててこう囁いた 「あの歌いながらの足踏み・・・カッコいいですねえ~」 「じゃあ、あなたもやれば?」僕がそう言うと 「いえいえ、僕にはムリです」

ムリとは尾もp羽ないが・・・何事にも年季は要るよねえ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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