混沌が楽しい   22日

今日は金曜日 いやあ今日も日中の暑いこと・・・その中を探し物をしにまた「秋葉原」まで191

ようやく「トラウマ」が解けてまた頻繁に行くことになる・・・かも それにしても 暑い!

さて、今日のペンギンハウスライブはこの人から始まった

泥窪・・・一昨日に続いての演奏 だが、今日の彼はアコギを抱えている なぜか「からまつ亭」という名前のついたこのギターを抱えて 意外とこのギター彼に似合う・・・アコギはエレキと違ってちゃんと音を出すのにけっこうパワー(力ではないのだ)が必要だ ついつい歌よりギターに注意が行ってしまうのはなんというか「親心」みたいなものなのかも知れない(笑) まだまだギター修行中の泥窪だが、歌はそれはもう「一級品」なのだからそちらをじっくり楽しもうね(笑) いや、いい演奏だったよ!
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2番目はg/vo , b , dsのトリオユニットの ウエクサユウジバンド だ

ウエクサユウジはこのユニットかソロ・・・2つのパターンでここに出演してくれているが、彼の持つ独特ななんだか人情話のように聞こえるオリジナルをまたバンドのメンバーがいい味わいにして聴かせてくれる とくに上手いバンドというわけではないのだが、メンバーの「ブチョウ」「アオチャン」の人間性がそのまま音になってるようなこのバンドサウンドを聴いてると「ロックって裏通りのヒーローでいいんだな」と思ってしまう そういう意味ではいつまでも「やんちゃ坊主」であることを辞めようとしないこの3人に大きな拍手を送りたくなるのは自然なことなんだなあ
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裏通りって言えば・・・この人もどちらかというとそちらの方ばかり歩いているのかも知れない

3番目に登場するのは今年は毎月ここに来てくれている旅するシンガーソングライター 寺田町 だ

あの一度聴いたら忘れられなくなる”しわがれ声”はどこかの港町の船着場で一晩中歌ってたからか、それともどこかの場末のバーで悪いジンでも引っ掛けたか・・・彼の歌には彼が見てきた景色が少しだけセピアがかかって聴く者にも見える・・・そんな歌だ

驚くのは本当に毎回違う歌を持ってくる それだけ彼が歩いた「裏通り」の数と深さが感じられる

観客は本当に毎回違う街の風景を見せられる・・・そして今回も僕のために歌ってくれた「名も無き街角で俺たちは名も無き者として出会った」・・・聴きながら僕はひっそりとあの70年代の吉祥寺の裏街を思い出していた
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しわがれた・・・といえば、最後に登場する MΛNTRΛ のミヌマのギターの音色もいい感じで”しわがれて”いるピックアップはP-90かな その「声」がハスキーなシンガーが持つ独特のヒューマンな感じと同じものを聴き手にもたらす どちらかといえばクリアーなトーンを身上とするじゃいあんのベースとそれがまたいいコンビネーションを創り出す そこにシラコの朴とつなようでいて実は一番肉感的なパーカッションが加わって、クールでいるようで暖かみが溢れたMΛNTRΛのサウンドになる

演奏を終えた寺田町がカウンターで気持ち良さそうにそれを聴きながら芋焼酎のお湯割りを美味そうにすする ウエクサユウジバンドのアオちゃんがやたら嬉しそうな顔をしながら聴いている

そしてアンコール・・・今日は出ないのかなと思ってたミヌマのブルースが出た! やったあ、これがないと最近は欲求不満な僕もこれで満足・・・そして、とうとう泥窪がステージに出てきちゃった(笑)ボーカルマイクを掴み歌い出す 慌てて切ってしまっていたリバーブのスイッチを入れる僕

おやおや、なんだか今夜も混沌としたペンギンハウス・・・でもいいじゃないか 楽しいんだから!
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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