まさかの秋?    27日

いやあ、なんだか急に涼しくなっちゃって 真夏日が続くのもイヤだけど、こう一気に涼しくなるとこれはこれで身体がついていけない・・・などと愚痴るのは歳のせい・・・か

今日のペンギンハウスはそんな急に秋めいてしまった気候を映すようにしっとりと始まった

最初の演奏者はアコギ弾き語りの 山田宏樹 彼もここの常連出演者になってずいぶんになる

いつも、どちらかと言うと淡々と進める彼の演奏だが、今日はさらに淡々と・・・演奏の合間に一切MCを入れずに・・・こうすると彼の柔らかで優しく繊細な曲のイメージがずうっと途切れず気持ちよく繋がってゆく 彼が何を大事にしているのがすごくよく伝わってくる なんか「秋が来たなあ」

そんな気分にさせてくれた今日のステージだった
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そして2番目の演奏者 やはりアコギ弾き語りの 西山諒 だ

マネをした・・・というわけではないのだろうが、今日は彼もMCをほとんど入れずにどんどん曲をやっていくというスタイル そういえば、僕の年代の歌うたいだとなんかライブではかならずMCを、それもちょっと笑えるような話題を入れて・・・というのが通例になっていたが、」最近こういう若いミュージシャンたちの「どんどん曲をやっていく」というステージングもいいものだと思う

今日の彼の演奏はそれもあってかとても引き締って緊張感が最後まで途切れないいいステージだった
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3番目の・・・まさか彼までは・・・そう思ったが、 山田庵巳 も今日はギターを抱え歌い始めてからずうっと途切れず演奏を続けていた いつもはわりと「客いじり」や彼独特のちょっと皮肉の入ったMCを挟む彼だが、今日はもう黙々と一曲が終わるとちょっとチューニングをするかカポを移動したりする意外はずうっと演奏が途切れない そういえば今日はずいぶんと曲数が多かったなあ

ラスト2曲になってようやくそのことを客席に告げる以外は全く喋らなかった 聴き手も彼の曲の流れにすっかり身を任せている感じだった ここまでの弾き語りリレーが今日はすごくいい感じで繋がっている
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そして最後の演奏者・・・彼らはさすがに「黙々と」というわけにはいかない お客いじりではペンギンハウスの出演者でもトップじゃないかという・・・半バナナ だ

もう「出囃子」で登場するところから彼らの噴き出すエネルギーはもうあっという間に客席まで吹きこぼれて溢れる 今日は彼らを初めて観るお客も居たのでそう言うときの彼らの「クドさ」はそりゃあ凄い(笑) そして新曲らしい「僕らが喫茶店に行く理由」という曲も彼ららしいウィットが散りばめられていい曲だった 本当にそれでいながら自然に「ムード」をちゃんと作ってしまう彼らの演奏

中盤までのの引き締ってシブい演奏と最後のもう山盛りなエンタテイメント・・・ペンギンハウスライブはこれが堪らないんだよね
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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