身体は保つか   3日

さて、ペンギンハウス30周年月間が始まってます 時間も中身も濃い一ヶ月・・・身体は保つのか? そんな自分の心配をしている場合でもない さあさあ、今日も5対バンだぞお~!

愛書の演奏者は2人組インストインプロユニット ジ・アナトミアズ だ ほのかな光の射す薄暗がりからそうっと這い寄ってくるかのようなマツイのギターはやがてそのサウンドの作る囲みから聴く者を逃さないような状態になっている かれらの演奏はいつもそうなのだ

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2番目はアコギ弾き語りのハードロッカー HEART OF SILVER だ 爆音なギターサウンドを出しながら彼は実はとても細やかな音作りの作業をずうっと進めている ギターのトーン、イコライジングなど・・・神経質にいつも気にしながら、どこに自分の一番納得のいく音があるのか模索している その作業を見ていてふと思ったのは「刃物研ぎ」の作業だ これも実に地味で根気の要る作業なのだが「切れ味」を求めるには欠かせない

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そして3番目に登場したのはアコギ弾き語りシンガー 小川剛 だ 最近のお気に入りのジャパンビンテージの「スリーS」ギター・・・これを抱えた彼・・・観ていたある人がこんなことを言ってた

「なんかトトロに似ている」・・・あ、本当だ(笑) 心優しい平成のトトロは時にはちょっと牙もむく

それは彼や彼の世代が今の時代や社会に対して持っている憤りや不安とそのままシンクロしているのだと思う 牙をむいて見せてからちょっときまり悪そうに微笑む彼が僕は好きだ
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そして4番目に登場するのは同じくアコギの弾き語りの永井Lee だ 前回はギタリストのバックをつけてまるで「スパニッシュオペラ」のような世界を展開していたが、今日は自分のギターをバックに最初はニール・ヤングの曲から・・・それでも彼の演奏はあのいつでも堤防を越えてしまうような豊かなテノールボイスと独得の「持って行きかた」でたとえば他のシンガーが決して行かないような道筋を作り上げてしまう ボイスにこれだけの力と説得性のあるシンガーってなかなか居ない
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最後はペンギンハウスでは居なじみのユニット g/vo , b , ds のプランチャーチョップステイック だ

・・・と言っても実はずいぶんと久しぶりだ と言うのもメンバーの一人が最近東京から離れてしまっているからで、本当に久しぶりにこの3人の演奏・・・いやあ、よかったなあ!

彼らの音楽は基本は「ファンク」や「R&B」 それをまた彼ら独得の「ちょっとエッチでコミカルな曲」に仕上げた上にボーカルのアサイのまたコミカルで人間味のあるキャラクターがまたいいんだよなあ それに久しぶりのベースマン、アベベ 今日はペンギンハウス30周年の「ぺ」手ぬぐいをかっこよく被って・・いやあ今日のプランチャーも楽しかったなあ 照明も目一杯させていただきました
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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