昨日も今日も暖かかったねえ それにしても雨が多い 昨日の帰りはけっこう振られたそして今日も一時的に雨が・・・こうやって春が来るのだよね
さて、今日のペンギンハウスライブの出演者 その顔ぶれを見ているとある期待が沸いてしまう
・・・と言うのは今日の出演者、全員それぞれ知り合い そしてけっこう仲がいい
こういうときは盛り上がることが多いが、反面”なあなあ”になってしまう怖れもある でも今日は・・・
最初の演奏者はペンギンハウスではお馴染みの弾き語りロッカー SHOTGUN BLADE だ
今日彼がトップということもいいことだ どんな時も緊張感と完成度を守り続ける彼の演奏は今日のペンギンハウスにも張り詰めた空気を作っていた 最初の演奏した曲は僕ははじめて聴くけど新曲だったのかな 「赤から青へ、シグナルが変わる 今こそアクセルを、踏み込むぜ！」
いかにも彼らしい歌詞だ 今日もSHOTGUN BLADEは「フルスロットル」だった
２番目・・・ここからはすべて２人組ユニットになる・・・は Lee&Jun Leeは普段はソロの弾き語りでここによく出演している永井Lee だ
その彼がフラメンコギタリストのJun と一緒に演奏するときは自分でギターも弾くが、Junのギターだけをバックで歌ったりもする こういうときのLeeはまるでオペラ歌手のように張りのある声で朗々と歌い上げる まるでイタリアンオペラみたいだ ギターを手にしてもスチール弦とナイロン弦の作り出す緊張感がたまらない ステージどころか客席も全部使っての彼らのパフォーマンス ぐっさりとこちらに喰いこんできたなあ
３番目は やはり２人組の 弱者同盟 だ 彼らはサウンドや演奏もそうだが”ビジュアル”にも毎回手をしっかりかけている 今日の彼らのステージ装飾は鮮やかな色の紐のようなものを・・・訊けば日本の伝統工芸の「水引き」だそうだ 使い方が上手いなあ そういえば前回彼らが使っていて僕がレポートで「アップリケ」と書いたものは「外付けの心臓」だったそうだ（笑）
そして演奏ももちろんしっかりと楽しませてくれた 今までやっていた曲をまったくアレンジ変えてやったり新曲「見えないけど何かある」など いつものようにサンプラー操作に聴き手を”ハラハラドキドキ”させるのも彼らの演奏の魅力なんだなあ
そして今日最後の演奏者はこの弱者同盟とはまるで兄弟のように仲がいい 半バナナ だ
スタイル的にもちょっと共通したところがある彼らはお互いに色々刺激もしあってるのだが、この関係ってなんかいいよね
そして今日ステージに登場した彼らを見たお客はちょっとびっくりした
なんとベースの安威俊輔の衣装がスゴイのだ！ 何がって・・・とにかく派手なのだ 生地はなんていうのかシルバーのノパイル地というかモコモコした布地に貼り付けた綿のようなものは何かの図柄なんだろう そこに無数のたてがみのように布を貫いているのはまたあの「水引き」だ
・・・ていうことは・・・そうなんだ この衣装は弱者同盟の「カンコ」が彼らのためにオーダーメイドしたものだ そしてデリシャス王子こと「林リョウタ」にもすごい衣装が作られたらしいがそれは今日は未公開！
その衣装もあってか今日の半バナナはいつもに増してポップできらびやかなステージだった
ラストの「半バナナのテーマ」 お約束の半分にカットされたバナナがペンマス亜郎の手から客席に配られる
まるで学芸会のようなノリの今夜のペンギンハウス・・・しかし学芸会にしては、レバルが高すぎる！
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
