底から出るもの    1日

さあ7月になった そして今日は1日、この時期らしく雨模様でスタートになった 東京地方は夕方近くまでしとしと降り・・・そして上がった

今日最初の出演者 うーたん はその中を薄緑色とオレンジの淡い色彩の衣装でやってきた こういう中間色の使い方が彼女は本当に上手い 「いい色だね」と僕が言うと「アジサイを意識したんです」とニコっと笑った 女性弾き語りシンガー 彼女そのハイトーンなボーカルで歌われるオリジナルはちょっとロマンチックでちょっとセンチメンタル 優しく心をくすぐる 今日みたいな日には本当に心を優しく撫でられているようで気持ちいい・・・のはいいのだが、ちょっと眠くなってきた(笑)
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いえいえ、眠くなったのは本当に気持ちよかったから 興奮して騒ぎたくなるのも”うとうと”するのもそれは演奏がいいからだ そうでない音楽は・・・気持が干乾びてささくれてくる(笑)

2番目に登場する演奏者は 鈴木知文 だ
トレードマークの上半身赤いタオル 超絶テクニックでかき鳴らすアコギをバックに過剰なほどのパッションで歌われる笑えてしまう曲には観ている人間を楽しませようと言うサービス精神が溢れかえっているのだが、その奥に潜ませてある彼の音楽に対する真剣な愛着とこだわりがある それはよく彼がステージの最後に歌う「人生ライブ」という曲に凝縮されている 一歩も退かず演奏することに正面から向き合っている彼の姿がそこにある
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そして3番目に登場するのは本当に久しぶりの登場するユニット 嫁とDUO
スーパーギタリスト木下徹とその「嫁」がお送りするポップでロックなステージは理屈抜きで楽しいのだが”久しぶり”にはわけがある 前回彼らがここに出演したのが2013年の3月10日 実に2年と4ヶ月近くのブランクがあったのは「嫁」が出産と子育てのためだったのだ ようやくそれから少し開放される状況になって久しぶりのこの二人のステージ・・・いやあ、ブランクなんか全く感じさせないどころか彼女のボーカルのパワーは以前よりすごくなっていた あの全身で炸裂するロッキンボーカルは健在だった 今日やったボブ・ディランメドレー・・・良かったなあ いやあカムバック最高!
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今日最後の演奏者は山田健人
アコースティックユニット「山ちゃん’s」のボーカル 楽器は一切なしですべての曲がアカペラというスタイルなのにその歌力で最後までじっくり聴かせる その彼が「七夕の歌を歌います」と言って今日最初に歌ったのは高田渡の晩年の名作と言われている「ブラザー軒」 いやあ、これにはやられたなあ・・・彼が歌うとそれにまた特別な色彩が加わる とにかくアカペラなのに何でこんなに最後まで飽きずに聴けてしまうのだろう・・・そう思って歌う彼をついつい凝視してしまうのは僕だけではなさそうだ 彼は歌う歌のメロディーも言葉もその隅々に渡ってすべて気を一切抜かずに歌う

それは彼の「歌う」ということに対する姿勢・・・と言うより生きているから歌う・・・そういうものに突き動かされているような気がする 今日の演奏者の皆がそういう気持ちで演奏していたなあ・・・そう思い返しながら今日のリポートはこのへんで・・・
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