ゴルゴダの    31日

もう31日だ。今日で7月も終り・・・夏も後半にさしかかってきたかな

今日のペンギンハウスライブは3組が出演 最初の演奏者は 田島章年
バンドPOETIC LANDSCAPEのメンバーの彼はペンギンハウスへはソロで出演している ハスキーな声で歌われる歌はバラードばかりで聴いてると切なさがあって心に直接入ってくる感じだ

そうそう、今日リハのときに彼に「田島さん、アンプは2台使ってましたっけ?」と訊ねた 「いえいえ1台です」そうだったか、でも彼の奥行きの深いギターサウンドはとてもアンプ1台で出している音には聴こえないのだ  このベテランギタリストの出すサウンドとボーカルの集合体が迫力とキレのたっぷりな世界を生み出す
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2番目に登場したのは ミノルBグッドバンド
もう今日もミノル(g/vo)ヤスイ(b)ヨネ(ds)この3人のやんちゃなオヤジたちが放出するロックンロールは本当に始末におえない

彼らがステージに出ればすぐに「ロック無法地帯」になるのだ・・・だ、誰か止めてくれええ(笑)
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そして今日最後の演奏者は THE IGNORANTS
ギタリスト上村秀右が率いるやはり3ピースのハードブルース&ロックユニット 秀右の時には悪魔のような時に は 仏のように変化するギターや歌はそのまま彼の人生を写しているようだ とにかくギターも歌も彼の魂がそのまま叫んでいるようだ そんな彼らなのだが今日秀右がこんなことを言っていた。 「僕らは突き詰めればロックでもブルースでもないんじゃないかと思うのです。それじゃあ何かって考えたら・・・”非現実”なんじゃないのかな・・・と」

なるほど・・・でもこれだけ「ロック」で「ブルース」なミュージシャンは居ないと思うよ(笑)

今日の彼らの曲は、いつもそうなのだけどさらにこの世界に向けてのメッセージが強く込められていたと思う。 最後の曲で客席の真ん中まで進んでギターを弾く秀右・・・烈しいブルージーなプレイだ。まるで苦痛にゆがむようなその顔を見ていたら僕はふと「ゴルゴダの丘にいるキリスト」の姿と重なってしまったのだ。
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