CD制作裏話  26

そして「SWEETHOME CHICAGO」

実はこのアルバムの中では一番アレンジに苦労した曲だ691

と言うのもこの曲、あまりにも多くのプレイヤーが演奏していていわば「手垢まみれ」な感じがするんだよね 仲田修子からのリクエストとしては「とにかくノリのいい曲にしてほしい」と

勢いだけでやっつけてしまうなら難しくはない ドライブ感があってちょっとロッキンで・・・それでいて下品にはならない・・・そこらへんの線を狙おうと思ったらアレンジのアイデアに行き詰ってしまった

いろいろ考えた結果こういう編成にした リズムギター1(アコギ)、リズムギター2(エレキ)、リードギター(エレキ)、ベース、ドラムス

ベースとドラムスはオーソドックスなパターンで行くとして問題はギターの処理だ

そこでリズム1のアコギはフィンガーピッキングでミシシッピブルース風のリフを弾き、リズム2エレキは一定のリフパターンをくりかえし単音で弾く そしてリードギターはイントロと間奏以外では「リズム2」とハモる形での単弦リフ・・・ここで何を狙ったかというと「ホーンセクション」的な役割を担うことにしたのだ 実際にこういう感じだ↓

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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