生の弦鳴り    1日

11月最初の今日 ペンギンハウスでは企画ライブが開かれた
イトルは「スリーソロマン」
3組の実力派ソロミュージシャンそれも全員アコースティックの弾語り いやあ、いいライブだった

最初の演奏者はこのライブを企画した 伴瀬朝彦 

彼はソロでも何度かここに出演しているし去年の10月の「30周年月間」では「片想い」というバンドを率いてやはり企画イベントをやってくれた

その彼のソロライブはエレキギター、ガットギター、ピアノを使い分けながらじっくりといい歌を聴かせてくれた どの楽器を使っても演奏のクオリティーが非常に高い 演奏力の素晴らしさと客席をぐうっと惹きつけるボーカル・・・去年「片想い」の演奏を見ていいサウンドだと思ったのと同質のものを彼はソロでもたっぷり見せてくれた
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2番目に登場したのはペンギンハウスに初登場のアコギ弾語りシンガー oonoyuuki

高く胸のところで抱えた小ぶりなMARTINのギターを実にいい音で鳴らす その音使いの細やかさとクリアーで奇麗なサウンドそして伸ばした音をうまく繋げてゆくフレージングなど、アコギの使い方が素晴らしかった センシブな歌い方のボーカルももちろん素晴らしかったことは言うまでもない
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そして最後に登場したのはやはりアコギ弾語りの 三輪二郎

ペンギンハウスに出演するのはもう10年ぶりだという

よく使い込んだMARTINの D-18をこれまた実にいい音で鳴らす そういえば今日の出演者3人ともギターをエアーマイク録りで演奏している そしてこの人もマイクワークが上手いんだ

多分わざと思うけどマイクのちょうど当る部分のところでピック使いをしたり(こうするとピッキングのときのアタック音がいい感じで入る)ラグタイムギターをかなり達者にこなしたり、ざっかけない感じのMCも合わせて楽しいステージングで客席を惹き付けていた フルースハープを吹きながら歌った「助六さん」・・・なかなか上手いマイク使い 後半の曲「野毛山・・・なんとか」という曲では伴瀬をステージに呼び二人で絶妙なラグタイムDUOを見せてくれた
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そして最後のアンコールでは3人が揃って伴瀬の曲でセッション なかなか楽しかった

とにかく今日はアコギの生で鳴る音がどれも気持ちのいい演奏ばかりだった
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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