俺も呑みたい    1日

いよいよ12月になってしまった あと一ヶ月となったペンギンハウス 今日1日(火)はこのシンガーから始まった

ギター弾き語りシンガー toyosick 彼の曲や歌い方はなんとなく60年代のハードロックのような匂いがする あの胸まで伸びた長髪のせいかも知れないが

彼の弾くアコースティックギターはまたさまざまなスタイルを巻き込んでいる 時々見せるまるでミシシッピブルースのようなパーカッシブな低音弦の使い方など・・・独特なスタイルを持っている
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2番目に登場したのはピアノ弾語りの 藤原愛
「人肌が恋しくなる季節」に今夜の彼女はしっとりと歌いはじめた あのメロディーはすごく美しいのに歌詞がまるでSF小説のようにシュールな「私はお猪口になりたい」など・・・そしてこの季節にすっかりぴったりになった「山眠る」その優しげな世界から真反対な「ふるさと」へとつなぎ、最後はおなじみの「ヨッパライ帰り道」・・・もう師走だよなあ
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3番目はギター弾き語りの異端児(?)カーリーズ佐藤
ロックユニット「カーリーズ」のサトウ(g/vo) 彼の音楽は本当に個性的だ 何て説明するか難しいのだが、音楽の「文法」がほかのミュージシャンと違うのだ 言葉ひとつひとつは割りと普通なのだがそれが音と組み合わさって曲になったとき時空間を歪ませるくらいのドキュメントが生まれるみたいだ

その佐藤がやっているバンド「カーリーズ」が企画するライブが今月の13日(日)にここである

その紹介のフライヤーを持ってステージに亜郎が立つ・・・なんか昔のTVショウにこういうシーンよく有ったよな
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さて、最後に登場するのは 華村灰太郎+川畑usi智史

このDUO、僕は最高のコンビだと思ってるが本当に久しぶりだ 彼らのライブステージにはいつもまるで居合いの決闘のような緊張感と殺気が走る 灰太郎が次にどの太刀筋を出すか・・・それを本当に凝視している智史の気合いがいい バラードでも激烈なロックでも、灰太郎の呼吸のどこも見逃さない彼のドラミングはスリリングでそしてまるでアスリートのような美しさがある

いつまでもこの夜を彼らの色で染め続けて今日は夜明かしか・・・そしたら灰太郎がこう言った

「もう終る 俺もう呑みたい!」その気持ち・・・わかる(笑)
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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