今日はやはり台風の影響かお天気が本当に不安定だ 台風10号はさんざん迷走をしたあげく東北地方に上陸したみたい・・・福島・・・大丈夫だったのかなあ
そんな今日30日(火) ペンギンハウスライブ 最初の演奏者はペンギンハウス初登場 ギターの弾語りシンガーソングライター 後藤真一郎
年齢はまだかなり若そうだが持ってきたギターはいい音するなあ~と思ったら MARTIN D-28 の70年代のやつでいい色に焼けている
さて、彼の演奏だが一見すごく細い体型なので繊細な感じかなあと思ってたら意外と野太くよく通る張りのあるボーカルだ 曲調はいい按配にブルースが隠し味で加えられていて味がいい
そして3曲目ほどで歌いだしたのは意外なあの有名な曲 ウエクサユウジが聴いてたら喜んだろうなあ~ そしてお祭りをテーマにしたオリジナル曲も骨っぽくてマニッシュ!
2番目に登場したのは 林漁太
ユニット「半バナナ」のデリシャス王子こと林のソロバージョン いつもユニットのときは最初からフルテンションですっ飛ばして始める彼だが、今日はしっとりとした曲からスタート そこから徐々に盛り上げて行って彼を初めて見るオーディエンスたちまでしまいには巻き込んでゆく
ここが彼のスゴイところだ 今日は今まで半バナナでは聴いたことのないタイトルは忘れたが「ラーメン」のことを歌った曲とかも披露していた そして彼らの母体ユニット「ミックスナッツハウス」の6年ぶりの新譜が明日リリースだそうで、最後はそこに収録されている「アーノルド」「蒸し暑い中華街」という曲で締めた
3番目に登場したのは山田庵巳(g/vo)、福沢ユウ(wb)、クラモトキョウコ(accordion)、中嶋セイゴ(drs)の4人編成のアコースティックユニット フレデリック書院
このジプシージャス風のサウンドに庵巳の独特なシニカルでブラックユーモアもありそうなオリジナル曲との組み合わせに最近どんどんファンが増えてきている
今日はタイトルはちょっとわからないが「探偵」を主人公にした酸味の最近のオリジナル曲・・・出来立ての頃よりかなり曲が長くなって庵巳が以前ソロのときにやっていた物語り形式というかちょっとオペラのような構成のかなり凝ったものになっていた ポップとアートのちょうどうまい接点を見つけているような・・・そんな気がするなあ
そして今日最後に登場するのはピアニスト源一郎を中心にしたインストトリオ メンバーはほかに柴田耕司(ds)、山本賢介(b)の INS(インスと読むのだ)
オーソドックスな4ビート系のジャズユニットなのだが曲はほとんど(すべて?)このメンバーの誰かのオリジナルなのだそうだ 3人とももう素晴らしいプレイヤーだからその演奏は本当にレベルが高くてそしてファンキーで楽しい
最後にやった「GO」という曲・・・なんかBE-BOP の匂いがすごくして思わず乗ってしまったよ!
高円寺ライブハウス ペンギンハウス