はい、動画ではなかなか説明が難しいので写真を使ってギターを弾くときの爪の手入れについて説明しますね
ギターを弾く時の右手の爪の長さですが、これはプロのギタリストさんでも多士済々です
かなり伸ばしている人もいますし、たとえば押尾コータローなんかは意外と短くしてます
皆さんは普段の生活に支障がない程度の長さでいいと思います 僕もそうです
PAなどで重くて硬いものをしょっちゅう運ぶので爪なんかあまり伸ばしていられませんから(爪はしょっちゅう割れたり折れたりします)
1)はい、僕の右手の中指です
このところちょっと詰めてギターを弾いてたので爪の外側のほうがちょっと削れてしまっています 実は僕はあまり爪が丈夫ではないのですぐこうなってしまうのです
2)使う道具は主にこの3つ
爪切りは大事なツールなのであまり安いものは使わないほうがいいかも サンドペーパーは普通にホームセンターや金物やさんで打っているやつです ギター用の「爪磨き」というのもありますがこれで充分 僕は600番と1000番(番号の数字が大きいほど目が細かい)の2種を使ってます
1回に使う大きさは縦×横=1×4センチくらいで充分です
3)それでは作業に入ります
まず爪のぼこんと出っ張ってしまったところを切り落とし、おおまかにでも爪先が放物線になるようにします
4)そうしたらまず荒いほうのやすり
爪先が滑らかでゴルゴツしたところが無くなるまで研いでいきます 特に気をつけるのは出ている部分の付け根 ここもきれいに角が立たないように研いでください
5)大体良さそうだなと思ったら
空いてる方の指先で先を触ってみて下さい なめらかにつるつるになってればオーケイ どこかゴツゴツしてる所が残ってたらまた研ぎます 指でなく唇や舌で確かめるのもいいです 舌は指の何倍も触覚が優れてます
6)形が良くなったら仕上げです
今度は細かい方のやすりでまず爪の切り口を研いでゆきます 今度は本当に削るのではなく磨き上げてゆくといった感じです このときサンドペーパーを縦方向に半分に折っておきます
7)正面が終ったら今度は上
ペーパーを爪に対して上45度くらいの角度にして丁寧に磨きこんでいきます
8)いよいよラストです
ここが実は一番のポイント、爪の裏側です ここがガサガサだと他がどんなに滑らかでもいい音になりません 折った折口のほうを下45度くらいから爪に当てて裏側を特に丁寧に磨いていきます
9)はいこれで仕上がりです
もう一度触ってみてなめらかさを確認して下さい まだ足りないようならさらに あんまり一気にやってしまわないように
磨きが終ったらさっそくギターを弾いてみましょう びっくりするくらいクリアーで美しい音に・・・・なったでしょ(笑)
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