考える、ということを教えてくれたのは私の場合カフカとサドだった。
サドは澁沢竜彦へと移っていったが、カフカはずっとカフカだった。
読んでもよく判らないから考えるのだ。
何だこの世界は、と。
だから何度でも読む。
錯覚かもしれないが、読むたびに新鮮なのだ。
40年たっても私には新鮮だ。
こんな作家はいない。
(池内紀 訳が特にスバラシイ。)
考える、ということを教えてくれたのは私の場合カフカとサドだった。
サドは澁沢竜彦へと移っていったが、カフカはずっとカフカだった。
読んでもよく判らないから考えるのだ。
何だこの世界は、と。
だから何度でも読む。
錯覚かもしれないが、読むたびに新鮮なのだ。
40年たっても私には新鮮だ。
こんな作家はいない。
(池内紀 訳が特にスバラシイ。)