今日の昼前は曇り空 陽射しがないわりにはそんなに寒くは無い やっぱり少しずつは春に近付いてるんだろうか・・・ありゃ、でも予報じゃ明日からまた冷え込むらしいね
では今日6日(月)のライブレポート
ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はジョコンダの憂鬱
ほとんど暗黒の中で彼が動くとギターの金属部分が時々かすかに光る 演奏開始から5分が経った 頼まれていたSEのCDをまわす・・・するとスピーカーからは溢れるようにカエルの鳴き声が・・・そうだね、5月の中旬過ぎると田んぼや沼地から聞こえてくるあれだ
あの気違いじみてる嬌声と彼のギターが有機的に混在している
2番目に登場したのは豊樹野しげと&伝染Roll’s
今日の出演者枠の中では彼らは「異色」という感じに見えてしまう というのもほかの3組がみんなインプロのインストばかりだから・・・
しかし、頼りになるソルジャーがここには居る 「burasagari」というやはりインプロインストユニットをやっている大田・・・彼のギターはまさに気違いじみている
その尋常ではない出音の大きさにはリーダーの豊樹野もしばしば手を焼いてるが(笑)そのストラトから出てくるサウンドはおそるべき殺傷力を持つ ブルースは馬鹿にできないのだ
3番目に登場するのは斉藤麻莉
ピアノ+キーボードを自在に時には同時に弾きながらのインプロインスト キーボードには色々なエフェクトをかけるが、打ち込みなどのツールは使わない すべて自分の指先の手触りで音を紡ぎ出してくるように・・・キーボードからピアノへ移るときのタイミングにちょっと神経質になるところが見ているほうにすれば「萌え」だったりして
透明度のおそろしく高い深い湖の湖面を覗き込んでいるような・・・混ざりけ無しの音
そして今日最後の演奏者はペンギンスペース
辰巳小五郎(トランペット)と松本卓也(サックス)のDUO こちらはもう積極的にループを使って空間的効果も出しながらの演奏だが、とにかくこの二人の管の音がいい
美しいのだ! 思わず陶酔してしまうような気持ちよさがそのテナーサックスにもトランペットにも溢れるほどあって、所々かなりワイルドなプレイなのに「気持ちいいな~~!」となってしまう この麻薬的なサウンドは・・・本当にヤバい!
今日のオムニバス動画です
高円寺ライブハウス ペンギンハウス