男の味付け  8日

昨日は寒くてそして風がすごかったねえ 僕は休みだったのでほとんど家から出ずに居たが、テレビで見た関東北部の土ぼこりの映像はまるで昔観た映画「怒りの葡萄」のワンシーンみたいだった 今日は風も無く穏やかで暖かい

では今日8日(水)のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は鈴木知文
アコギ弾語りシンガー その超絶的なギタープレイにのせて絶叫しながら歌う彼の歌は「鬼おろし」で摩りおろした辛味大根のようにヒリヒリとするが、その刺激の奥にはちょっぴり切ない優しさがいつも隠し味のように潜んでいる たいていいつも歌う「人生ライブ」という曲は彼自身を鼓舞しているようだ

2番目に登場したのは深尾公章+ 宮崎達也
「Lovin’ Cup」のリーダーでギターボーカルの深尾が今回はソロで宮崎達也(sax)とのDUOではじめてのステージ アコギとサックスとの組み合わせ・・・なんて絶妙な味付けなんだろう

大人のセンチメンタリズムがたっぷりと入ってる深尾の曲に宮崎の叙情的なサックスがいいテイストを加えてゆく 途中1曲だけ参加するのは「ノラセブン」でもおなじみのシゲ・・・いいスパイスだった

3番目に登場するのは吉田タロー
若手・・・と紹介してきたが、今日意外と歳がいってることが発覚(笑)

でも若さと瑞々しさを失わずにステージに持ち込む彼はまるで産地直送朝採れの野菜みたいだ

ノリノリのR&Rもいいんだけど、ちょっとしっとりとしたセンチメンタルな曲に彼の持ち味がもっと出てるような気がする いい年をしたおっさんたちが「夕焼けを見ていた」という曲・・・夕餉の匂いが漂ってくるようだった

そして今日最後の演奏者はミノルBグッドsolo

先に出た吉田タローの「兄貴」みたいな存在だがなかなかしたたかな「行商人」のように彼の背負い籠からは次々と驚くような品がごろごろと転げ出す

ごろごろは転がっていってロックンロールに化ける! 転がっていたかと思うと道ばたの水溜りにポチャンと落ちる プカプカと浮かんで空を見る・・・夕立が来そうだ・・・

R&Rは知らないうちにどっぷりとブルース味になっている

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

出演するには?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする