もう一度ブルース   21

さて、今までは20年代のブルースマン それもカントリーブルース系のそれも男性ばかり・・・むくつけきGUYSばかりを紹介してきたので、たまには女性のそれもちょっと妖艶な感じのシンガーを紹介しようと思う その人は

ヴィクトリア・スピヴィー Victoria Spivey

1910年にテキサス州ヒューストンで生まれ、1976年にニューヨークで死去。ピアノ、ウクレレを演奏するクラッシク・ブルース歌手。1926年、16歳の時にオーケーから出した初めての曲「Blach Sneke Blues」がヒット。ルイ・アームストリング、ロニー・ジョンソンなどの伴奏をしたり。1960年代にはシカゴで自身のレーベル、スピヴィー・レーベルを設立して数多くの録音を残している・・・。

まず写真で顔を見てみよう かなりの美人だ! 美しいだけではなくなんともフェロモンの漂うセクシーな雰囲気が漂っている それは最初のヒット曲「ブラックスネイクブルース」を聴いてもわかるだろう

上の音源は1926年にはじめて発表したものでこの曲ではブルースというよりジャズスタイルで歌い方もまだ上品だ その後30年代以降に発表した同タイトルの曲ではまったく違うかなりエッチなブルースになっている

その音源は僕が持っている「BAWDY BLUES 」というアルバムに収録されてるが、残念ながらYOUTUBEには無かったので63年に「ロニー・ジョンソン」「サニーボーイ・ウィリアムソン」とやったライブ版が近いのでここに紹介しよう


63年といえば彼女はもう53歳なのだが、どうだろこの妖艶さ・・・表情がヤバいよね

僕は昔の「夏木マリ」を連想してしまった

ロニージョンソンとは何曲もいい録音を残している この曲もどうだろう

「Steady Grind」って直訳すると「しっかりと粉々にする」っていう意味だけどたぶんセクシャルなスラングなんだと思う

ところで彼女は60年代に入ると自分でレコードレーベル「Spivey Record 」

を立ち上げ多くのブルースマンの音源を残した そのなかに唯一白人のそれもまだ若いミュージシャンを起用した それが誰かって?

スピビーがとても気に入って一緒に写真も撮ったのは・・・

この写真を見たことある人は・・・多いんじゃないかな

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

http://penguinhouse.net/how

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