「その場所」については修子から情報をもらっていた 「土蔵相模」からその前の道を南に向かって5分ほど歩いたところに目印になる場所があるということだ さっそくそこを目指して歩き始めた 通りのあちこちに旧品川宿について解説した立て看板や石碑がある ちょうど僕が歩いていく先に10人ほどの若い男女グループがいて1人の年配の男性がその人たちに色々説明をしていた どうやらこの品川の商店会の中でそういうガイドをしてくれる人が居るようだ
「品川には寺や神社が多くて・・・」という話を修子から聞いていたが、実際あちこちにお寺を見かけた それもかなり立派なものが
おっ、墓地だ! 修子が子供のころ忍者になるための修行をしていたのはこんな場所だったのだろうか・・・それにしてもなかなか目指す場所に辿り着かない この日は初夏のような日差しと暑さで歩いていると汗ばんでくる もう5分ほど歩いてるのだが・・・
すると前方にちょっと独特の佇まいをした建物が現れた
高円寺ライブハウス ペンギンハウス