当時、かみさんが彼にハマって動画などを録画してせっせと観ていたので、私も自然になんとなくこのシンガーのプレイを見ていました
歌はともかくとして(声があまり好きになれませんでした)ギターが明らかにブルースの影響を受けてるなと思わせるスタイルを持っていて、あの時代にほかにそういうスタイルでメジャーにまで食い込むプレイヤーは見たことが無かったので「これはちょっと面白い」と思って見ていました
彼はテレビ番組の企画でブルースの故郷を訪れるというような番組にも出演し、本場のブルースマンと共演したりして、自分のルーツが何であるかをアピールしました 山崎まさよしが影響を受けた・・・という情報が広がり、なんとあの「ロバート・ジョンソン」のアルバムを買いに若いギャルがレコード店に走った・・・という社会現象まで起きてたそうです
・・・まあ、だからと言ってこれがきっかけに”ブルースブーム”が再燃する・・・ということもありませんでしたし、彼自身も次第にこのルーツからは離れていきました(かみさんもじきに飽きてしまいました)
しかし、この頃から再びアコースティックギタースタイルの音楽への注目が次第に増えていきました 「スガシカオ」「ハナレグミ」「斉藤和義」などアコギ弾き語りをメインにした新しいミュージシャンが次々と出てきましたね
高円寺ライブハウス ペンギンハウス