歌うように 24日

夕方からしとしとと降りだした雨・・・雨は大概の楽器にとっては天敵だ 雨が好きな楽器プレイヤーって居るのかな? 今日は楽器弾きが多かったペンギンハウスライブ では今日のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はsolo system 久しぶりとはいえ彼と相方のユカリさんの作る音と映像は斬新でエキサイティングだ どういう発想とイメージで創り出すのか・・・本当に毎回目からウロコが何枚もポロポロと落ちる そして彼、松川のドラムはまるで歌っているようなのだ

2番目に登場したのは三浦陽子+立岩潤三+衣笠未知 去年の秋以来だろうか・・・2度目のこのトリオ 今日彼らが演奏した曲の多くはクラリネット、サクスホンの衣笠のオリジナルだそうだ 衣笠は「きぬがさや」というユニットをやっているが、このトリオも彼女の魅力を存分に引き出している 歌うようなクラリネットが会場を柔らかく包む

3番目に登場するのは斉藤麻莉 キーボード、ピアノ・・・と多才なところを見せるのだが、彼女の演奏の中でどうしても一番注目してしまうのが鍵盤ハーモニカを弾くときだ 今日はそれとキーボードを同時に弾いたりしてたが、本当に彼女の声のような・・・歌うような音なのだ

そして今日最後の演奏者は山田庵巳 今日の出演者の中では唯一歌うわけだが、演奏しながらこんなことをぽつりと・・・「歌心とは言葉ではないんだな・・と」 そしてさらにこんなことも「言語とは人類最大の足かせだとか・・・」 今日の演奏者たちに対するリスペクトをこめた言葉を発しながらやはり彼の歌の言葉の持つ力はほとんど魔術のようだ そして彼の8弦ギターはやはり歌うのだ 今夜は最初から最後まで素敵な音とそして「歌」で満たされていたペンギンハウスだった

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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