今日は「オリオン座流星群」がピークだそうで・・・どれくらい見られるのかなあ 東京の空じゃなあ・・・なことを思いながらふともう8年ぐらい前の11月に八ヶ岳で見た「しし座流星群」を思い出していた あれはすごかったなあ・・・でも、寒かったなあ さて、今日はちょっとわざとらしいタイトルをつけてしまったがまあ、レポートに行くことにしましょう
今日最初の出演者はサイトウエレトリコ このユニットっていつも「メンバー何人だったっけ」と思い悩む僕だが、一人ひとりはリーダーのサイトウも含めてとても個性が強い人ばかりだから覚えていいはずなんだけど、どうもそれは彼らの演奏スタイルに起因するようだ 一つ一つの楽器がそれぞれ独立したパートを演奏すると言うよりそれぞれが「部品」のようにひとつの音を作っていくってやり方・・・本当にサイトウエレトリコ以外でこういう演奏スタイル持ってるユニットって少ないと思う そして1曲の長さはむちゃくちゃ短い 今日は試しにストップウオッチで計ってみた1曲が1分ない!だから彼らの演奏もあっという間に終わってしまう・・・10曲以上やって20分弱(笑)なんだか不思議な気分にいつもなるのだが、とにかく楽しい!そうそう、メンバーは全部で5人(だったよね)
次に登場したのは4人編成の9000SONICS とにかくこのバンド音量がハンパじゃない かといって別にパンクでもヘビメタでもない ルーツはブルースかなあ いわゆる大人のロックかなあ・・・そして、リードボーカルをはじめ全員がとにかく男っぽい まさに「肉食系」と言っていいだろう(メンバーの一人は出番前に本当に肉食ってたし)その音だけじゃなくてビジュアル的にも迫力すごいのだ 「ペンギンは暑い!」と言ってたけどその熱量の半分は皆さんが出したものだよ~(笑)それにしても曲中で2台のギターが同時にスライドやるの見たの初めてかもしれない・・・すごい音だった とてもソウルフルないいバンドだ
今、日本人の男子はどんどん草食系が増えているという 次に出たジョナサン・ベルという若いバンドを見ると本当なのかもなあ・・・と思う 3人のうち1人は女子だというのもあるがほかの男子たちも実に大人しそうで優しげで、前に出たバンドとはえらい違いだ 当然出す音もそれなりに繊細で優しげなのだが、その中にも時折見せる鋭さみたいなものがあって今の若い人たちが持っている一方の危機感みたいなものもちょっと感じたりして音楽も時代の流れに色々な影響を受けてゆくんだなあと思ってしまう 僕は最後の前にやった男女二人がDUOする曲が気に入ったな これからどんどん成長していってほしいねえ
そして「草食系」といえばこの人なんか最たるものかな ピアノ弾き語りの大野慎矢それにチエロ、バイオリンの菅原雄大が加わる 大野はピアノを弾きながら山村暮鳥や金子光晴それに自作の詩に曲などに曲をつけ歌う 曲間のMCはなんかひょうひょうとしてちょっと肩透かしをくわせるようなとこがあって・・・こういうのを見ていたら久しぶりに亡くなった高田渡を思い出した そういえばもう亡くなって何年経ったのだろう・・・サイドをつけた菅原雄大は以前ひひひのひとも共演している いい演奏をするミュージシャンだ 音が言葉みたいで僕は好きだな さて、今日は帰ったら何食べようかな・・・肉?野菜?・・・僕は魚がいいな