僕の八ヶ岳話 31

引越して1週間が過ぎた 荷物の片付けも大体済み、そして4月に入ると僕は仕事を始めた そこは家から車で10分くらいのところにある工場だった 事前に韮崎というところにある「職業安定所」(現在は「ハローワーク」というが)に行き「なんでもいいから仕事を紹介してくれ」と頼んだら、紹介されたのがその工場だった 当面の収入が得られるならとりあえずどこでもいい・・・そんな安易な気持で僕はそこを選んだのだが・・・のちに後悔することになった そこは敷地もかなり広い大きな工場で、従業員数もかなり多かった

行くとまず事務所に通されそこで制服を支給された グレーの作業着上下に同じくグレーの作業帽、そこにはその工場の会社名が書かれてある そして僕の名前と所属が書かれた名札 そしてつま先に鉄板が入ってる安全靴 典型的な工場の作業員の姿だ

その工場はある電気製品の部品を作っていた ものすごく広い工場の中に入ると巨大な機械が何台も並んでいて動いている そこはとてつもなく騒々しい現場だった

そこでは重い金属製の材料や機会を動かす、かなり重労働名作業が主だったが、幸いなことに僕はその中の「検査課」という部署に配属された そこでは出来上がった清貧に欠陥や以上が無いか調べるというのが仕事で、肉体を使うような作業はほとんど無かった。

ただ、とにかく工場内に入るととてつもなく大きい機械の音に一日中さらされるのでかなりそれは苦痛だった。 しかし、前の警備会社でもけっこうしんどい仕事をやってきた僕にとってそれはそれほど問題になることでは無かった しかし、どうしても我慢できないことがあった

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