今夜のお奨め 14日

おやおや、12月ももう半分が終わりそうだぞ! もう別れの挨拶が「よいお年を」「来年もよろしく」なんて言葉になってきてるもんね では今日14日(金)のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は上原傑 ペンギンハウスに出るのは今日で・・・3回目くらいだったかな 今年の新登場ミュージシャンの仲でも異彩を放つ彼の演奏はそれこそ「殺傷力」が強い 元々かなりハイトーンの美声にギターもなかなか達者なのだが、それをそのまま出すことは滅多に無い 幾重にも張り巡らす”罠”のように彼の音楽の世界は出来上がっている それは元々音楽という時間アートを「空間アート」に変えてしまうようなのだ・・・こう言ったってよくわからないよね! そう、彼の演奏は「体験」してみなければ掴めないのだ・・・次回は・・・おっと、来年の1/16(水)だ だから「来年もよろしく!」

2番目に登場したのは岡田哲+柴田耕司 このユニットでの演奏を僕が見るのは2度目かな? 最近事情があって「岡田家」が休業中のため、こういうユニットができたわけか ドラムの柴田は歌う演奏者の歌をよく聞いてその動きもよく見てドラムを叩く それがまるで岡田の歌にぴったりと密着しているように見えるのはそういう訳があるからだ タイトだけど丸みがあるドラムとシャ-プでそれでいて重量感も時々見せるギターの音の上で岡田のボーカルがスパークリングワインの泡のようにキラキラと光ってる

3番目に登場するのはらりは+諸橋茂樹 ここも前に出たユニットと全く同じアコギとドラムの編成 ただし、ドラムの諸橋はリハが終わってから思い切りドラムのセット数を削ぎ落とし、スネアとフロアータムとシンバルだけというものに変えた これは前回のときもほぼ同じセットだったのだが、やはりらりはの弾くアコギの繊細な部分をスポイルしないようにとよく考えた結果なのだ 彼のドラムもやはりギターとボーカルを最低限に低いところで支えるという役割をちゃんと果たしていて、このコンビの作る音もやはり気持がいい こちらはスパークリングワインよりは発泡日本酒みたいだった

そして今日最後の演奏者はミノルBグッド おっと!だからというわけではないのだが、彼が今日割りとメインに持ってきたのは焼酎を歌いこんだ「麦」って曲だ 「レモン~ライム~ウーロン茶~梅干・・・」と次々と焼酎の割りものの名前が出てきて「今夜のおすすめは~~」とくるところで「それはジミーさんに訊いてください!」と来たから一瞬焦ったよ(笑) 今日もしっとりした曲からノリノリの曲までうまくブレンドしてちゃんとフルコースにしてしまう「ミノル式」のステージは冴えていた

いやあ・・・いいライブだったな さて今夜のお奨めは・・・寒いからこれで行こう

「芋焼酎のお湯割り」・・・カンパーイ! 今年最後だった人は「よいお年を!」

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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