振り幅　２９日

いやあ・・・「大寒波」が来てるねえ！　東京も寒いけど東北や北陸のほうは大変みたいだね　もう「帰省」が始まってるのに・・・皆さん大丈夫ですか？　では今日２９日（土）のライブレポート

今年のペンギンハウスライブも通常ブッキングは今日がラスト！　ラストの日はまたペンギンハウスらしい「異種格闘技」的ないいライブになった

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はジョコンダの憂鬱　いつもは独りでソロギターのスタイルの彼だが、今日はユニットになってた　彼の横で・・・と言っても相変わらずの闇の中なので見えないが・・・ドラムを叩いているのはドラマーの広井克典だ　普段はソロだったりショットガンブレードとのユニットでもここに出演している広井がジョコンダと一緒に演奏するようになったのにはあるきっかけがあった　それはほかでもない　栓月ここで僕が企画して開いた「縄文トークショウ」に２人とも来ていて、そこで気が合って今日のコラボになったという　それは良かった！　そしてこの２人のコラボ・・・なかなか良かったのだ！

２番目に登場したのはSAWADA;sneredrum solo　実はこの人は僕の２代前のペンギンハウスのPAだった人だ　彼とは僕も顔見知りなのだが、演奏を見るのは今日が初めて　それもスネアドラムだけを叩くという信じられないくらいシンプルな内容で、正直観るまでは僕も「大丈夫なのかな？」とシツレイな心配をしていたのだ　ところが、演奏が始まって驚いた　それは本当にシンプルなリズムを叩いているだけなのだが、そのビートの奥深さに正確さ・・・それ以上に驚いたのは彼の叩くスネアの音が聴いてると本当に気持いいのだ！　まるで全身を優しくマッサージされているような・・・これはゼヒ皆さんも体験したほうがいい　こんなドラム聴いたことがないのだ！

３番目に登場するのは電気キャラメル　元々はo-jujazzpunxというギター/サックス、ドラムという２人編成のユニットなのだが、今回から名前が変わった　なぜ変わったのかと訊いたら「元々はこの名前でやっていた」のだそうだ　アコギとドラム、そしてサックスで作り出すサウンドは時にはアンビエントに時にはプログレッシブに姿を変える　このお２人には今年の後半は本当にお世話になった　来年もぜひよろしくです！

4番目に登場するのは木下徹BAND 木下(g),竹内(mandolin)のフロント２人は同じだが、ベースとドラムのリズム隊はこれまでと違うメンバーで・・・その分ぎりぎりまでエッジを立てた演奏は質量もスピード感もたっぷりあって聴いてるとシリリングで楽しかった！

そして今日最後の演奏者は怒Ｓティックりかband　今日のライブはここまでインストやインプロの出演者が続いたが、最後はパワフルに勢いのあるR&Rだ　汗だくになりながらも今年のブッキングライブの大トリを見事に担ってくれた　それにしても・・・最後の演奏者のステージを観ながら、それも踊りながら・・・最初のほうに出た出演者がぼそっと呟く

「今日のペンギンハウスライブは振り幅がすごいですね」　僕もそう思った（笑）

だって・・・これがペンギンハウスなんだもの！