すごくいい夜 30日

さあ、いよいよもう「年度末」だ! そして明後日の昼頃にはいよいよ新しい「元号」が発表されるのだね。 なんだかんだゾワゾワして落ち着かないこの数日。では今日30日(土)のライブレポートを・・・

今日最初の演奏者はMid Land Broad 懐かしい「昭和」・・・そうだねもうすぐ2時代前になってしまう・・・その昭和の曲を多く演奏する彼ら ペンギンハウスは初登場だが、今日のライブを最後にしばらくバンド活動はお休みするのだそうだ

2番目に登場したのはなもなきず アコギにピアノにドラムというちょっとユニークな編成のかれらはスタイルもなかなか個性的だ アコギとピアノというと緩やかなアコースティックサウンドになりそうだが、ドラムが入ることでここにビートというスパイスが加わり、緩やかながらきりっとしたサウンドになってるのだ

3番目に登場したのは冷たくしないで 最近はピアノとベースの2人編成が主でそこにちょっとパーカッションが入るという編成での演奏が多かったが、今日はそれにドラム、アコギ、エレキギター、コーラスを入れたフル編成で登場 調べたらこの編成でペンギンハウスに出演するのは4年ぶりだった さすがにこれだけ分厚い編成だと煩うことなく彼らの一番出したい「味」が作れるようだ 今日は本当に豊かでそれでいて渋い「大人の音楽」をたっぷりと聴かせてくれた

4番目に登場したのはみょうがの忘れ物 今日の出演者の中で僕を一番驚かせたのは彼らだ 僕はこのバンドが誕生したときからずうっと彼らを見てきたが、正直最所にやってた頃は「この人たち一体何がやりたいんだろう?」・・・と正直ちょっと首を傾げるようなときもあった しかし、最近・・・特に今日はそのはっきりしてなかった「焦点」が見事にぴったり合ったような・・・ものすごく輪郭がくっきりした「抽象画」のような彼らの姿がくっきりと浮き上がってきた それは不思議な「絵」だ ポップとアバンギャルドとパンクがいい感じでぐちゃぐちゃに混ざっているようで・・・それでいてどれにも似ていない! 「みょうがの忘れ物」は本当にこの高円寺でほかのどのバンドもやってないものを創り上げた・・・そう確信した

そして今日最後の演奏者はカナリア時限爆弾 このバンドもスゴイのだ とにかくギターボーカルのノブオの太っとくソウルフルな声と、ベースのピラコのハイトーンのコーラスのマッチングが最高なのだ! 実はピラコはこのライブの直前に「大病」を患って大手術を受けた後なので、今日の出演は「絶望的」だと思われていた それが本人が「今日は調子がいいから出る」と出演を買って出てくれたのだ そういうわけで今日の「カナ爆」の演奏はさらにハートプルでホットなものになった なんだかいつもよりバラエティーに飛んだ今夜のペンギンハウスだったが、すごくいい夜だったのは間違いない!

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

出演するには?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする