夢に出る?    1日

とうとう12月 早いなあ もう今年もあと一ヶ月か・・・と、どこでもみんな言い合ってるんだろうねえ それにしても早いっ! 僕もここのPAをやり始めてもう8ヶ月が過ぎてしまった
さて、12月最初のペンギンハウスライブは企画イベント 『S.L.L 1stアルバム「KEYBOARD ON LONGBEACH』発売記念ライブ』というタイトルで開かれた S.L.Lというユニットはペンギンハウスの常連出演者のコイズミツトムが所属するユニットで僕も聴くのは初めて さて、どんなライブになったか
最初の出演者は中村ジョーという弾き語りシンガー ピアノに藤原マヒトというプレイヤーを加えての演奏だった この中村ジョーというシンガー なかなかツボにはまる歌い方と声で聴く者を惹きつける いいステージパフォーマンスだった またピアノの藤原マヒトも歌心たっぷりのとても情感のあるいいピアノだった この二人 いい演奏を聴かせてくれた

次の出演者はCocoon Pitという名前の3人組ユニット  ドラマーはなんだか妙に気合の入ったルックス 全員サングラスのこのバンドがどんな演奏をするのか・・・1台のギターを2台のアンプにパラで送ってデイレイをたっぷり効かせたサウンドにすごく引き締まったタイトなドラム、それにちょっとクセのあるコリコリとした音のベース ボーカルにはたっぷりとリバーブとデイレイを含ませて・・・そこから生まれてくるのは「アンビエント系」なのかな・・・うーん面白いサウンドだ ゆるやかなようでいて妙に尖がったところが同居していてゆったりとしているようでスピーデイーだったり ドラムのリムショットがデイレイに吸い込まれて「かちかち」という音がステージ中を飛び回る・・・う~ん、サイケデリックかも!

そして最後は今回の主役 S.L.Lの登場だ まず演奏の前にステージに登場する膨大な機材だ キーボードにリズムマシンにサンプラーにミキサーに・・・大き目のテーブルがみるみる満卓になる 電源だっていつものタップだけでは足りずに追加だ 一番下手にはいかにもひとくせありそうなギタリストが妙に小さく見えるFender Mustangを抱えて立つ その間に挟まれるようにしていつもと同じギターを抱えたコイズミツトムなのだが・・・さて、演奏が始まった すると、いきなりサンプリングされた音の洪水だ これって「テクノ」なんじゃないか~間違ってたらゴメンよ そして、下手のギタリストは案の定ものすごくクセのあるアンビエントな音をたてはじめた そしてその音に飲み込まれながら歌うコイズミツトムは・・・いつもと同じだった(笑) でもいつも聴き馴染んでいた彼の歌がまったく違う伝わり方をしてきた いつもの口数の少ないギターで歌う彼の歌には実はこんなバックグラウンドがあったのだなあ・・・今日は面白いものを観た もしかすると夢に出てくるかも(笑)

・・・高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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